ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5331,ノンセンス辞典 ー①
トニーが、突然母親に向かって「おしっこしたい」と大声で叫んだ。息子の
無作法に母親は思わず顔を赤らめ、彼にそっと言った。「これからはおしっこ
をしたくなったら『歌を歌いたい』と言ってごらん。そうすれば私はお前が
おしっこをしたいのだとすぐ分かるからね」「『歌を歌いたい』だね?
うん、わかった。これからはそう言うよ」そして、その日の夜―
父親と母親の間に寝ていたトニーは、おしっこをしたくなって目を覚ました。
そこで父親を起こして「歌を歌いたい」と言った。何も知らない父親は
びっくりして言った。「夜中は歌を歌う時間じゃないよ。明日まで我慢
しなさい」 しかしおしっこが漏れそうなトニーは、どうしても今じゃない
とだめと言う。 そこで父親は仕方なくこう言った。
「じゃあ、布団の中でいいから、お父さんの耳元で静かに歌ってごらん」
▼ 友人に裏切られ、全財産を失い、荒れた暮らしで体を壊し、不治の病に
冒され、ひとり寂しく死の床についている男がいた。 突然、目の前に妖精
が現れて言った。 「どんな願い事でも構いませんので、あなたがかなえたい
事を3つ言ってください」 男は即答した。「友情と財産と健康が欲しい!」
そして、感激し男は続けた。「ありがとう!もう何と言ってよいのか..」
「いいえ、どういたしまして」妖精は答えて言った。
「こちらこそ、アンケートに御協力いただき、ありがとうございました」
10月19日(月)
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