ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5224,「エリック・ホッファー自伝」 〜②
  を求めて寄り添い、悩みを分かちあうことこそ、老後にまず必要である。
3、愛されるために、自分は生きる。 愛される人間になりましょう。
4、過去の人生を振り返り、その思い出を大事にする。
5、死んでしまえば、それまでよ。 生きているうち、元気なうち。
  貪欲に人生を求めましょう。
 やはり老人は孤独が似合っている。孤独に耐える老人であるべきである。
 持って産まれた性格もあるが。
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2647, 座敷童子と出会える宿 ?1
2008年07月04日(金)
 借りてきた「新潮45」の5月号を読んでいると、外務省休職中の佐藤優の
手記が載っていた。 それが《私の出会った「日本の妖怪」》という、彼らしく
ない内容であった。 そこには「座敷童子」と出会った体験記が書いてあった。
彼には圧倒的多数の人にとって予想外のことを勘で当てることがしばしばある
ので、それが霊視能力と勘違いされることがある。その彼と座敷童子との出会い
の体験記が面白くない訳がない。東北には、座敷童子が出るのを売りにしている
旅館が何軒かあるという。宿泊業をしているものにとって、妖怪を売りにして
いる逞しさに驚くばかりである。それも、二年先まで予約で満席というから、
驚きである。何かファンタジーがあって、面白いキャラで微笑ましいのがよい。
 妖怪に会うと幸福になるというのが、またミソである。たまたま、新幹線の
座席の前に置いてある小雑誌の特集が [東北の妖怪・特集」であった。
  ー まずは、そのサワリを抜粋してみる ー
 *「座敷童子が出た!」
大学生、社会人になって、妖怪のことは、ほとんど忘れていた。私が妖怪を再び
リアルに感じるようになったのは、2年前に岩手県盛岡市で座敷童子に会って
からのことだ。先程、内地の妖怪は「人間に災厄をもたらす奴らがほとんどだ」
と言ったが、もちろん、例外もある。座敷童子は例外的に幸福を呼ぶ妖怪なのだ。
座敷童子東北地方で、家の中に出現ナる、子供の姿をした妖怪。これが居ている
間はその家は栄えるが、いなくなると没落するといわれている。子供には姿が
見えても、大人には姿が見えない。岩手では、いくつかの小学校に「座敷童子」
が現われた。生徒と遊びたわむれたり、夜九時ごろ、無人の教室で机やいすの
間をくぐっては楽しそうに遊んだりした。やはり、その姿は子供だけにしか
見えなかったという。〉(水木しげる『図説日本妖怪大全一講談社+α文庫)
 (字数制限のためカット 2011年7月4日)

07月04日(土)
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