ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5203,人間だけが、教育されなければならない動物
21世紀はITが「アメリカ型資本主義」から「ネットワーク型資本主義」へ変る
役割を果たすことになる。この恐慌で製造業の落ち込みは激しい。モノは先進国
ではあふれており、経済の成熟でモノが売れないのである。そこで消費として
新興市場国の台頭が求められる。環境問題と農林水産業が、オバマの
グリーン・ニューディールもあり注目される。世界は温暖化・フラット化・人口
過密化が、ますます問題になっており、これが21世紀は環境・自然・健康・安全
認識などへパラダイムシフトしていくことになる。 ここで先進国と新興市場国の
環境をめぐる対立が起きはじめている。文明の相克である。その1つに一神教から
多神教的価値観へ、がある。アメリカの隷属国家の日本は果たして変われるのだ
ろうか? 必要なのは「日本回帰」である。ユニークな歴史を持つ日本は21世紀
への先頭に立てる要素がある。江戸時代は一つの完成型であり、道州制より
「廃県置藩」が望ましいのではないか。≫ 
 ネットワークが人間社会を根底から変えているが、経済も政治も、それに対処
できないでいる。それが、この恐慌の根本理由。この10年は、その意味で混沌
とした時代になり、ドラッガーではないが20C的なものから21C的への断絶の
時代になる。その具体的なものとして、モバイル携帯電話、iPadやパソコン
などの情報端末。そしてツイッターやユーチューブやユーストリームである。
情報化が人間のあり方を根本から変えていく世紀が21C。
「情報化で世界はこう変わる」である。
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2991,スナック・ママ の写真集
2009年06月13日(土)
       スナック・ママ の写真集『スナック』山田なおこ
 写真集! の日本のスナック 、164店177人のママを収録したもの。
スナックといえば、ちょっと話を聞いてくれる場所であり、男にとっては
グチをこぼしたり、仕事帰りに立ち寄ると、いつものママが迎えてくれる。
10年の歳月をかけ、北は札幌から南は石垣島まで、列島中のスナックを訪ね
歩いて撮影した写真家・山田なおこ、のデビュー作という写真集である。
近くの図書館で見つけたが、去年の暮れに出たばかりのもの。さっそく借りて
きたが、ジックリみると、ナカナカ一人一人の上半身のカラー写真が味がある。
スナックといえば40数年間、彼方此方で通ったものとして興味がひかれる。
 アルバイトでスナックに勤めながら、北海道から沖縄まで10年かけて、
ママの顔だけ写してきたエネルギーが、この写真集にタップリと入っている。 
時間を巻き戻せるなら、飲みにいく時にカメラ片手に、このような写真を撮って
おけば良かったと、この写真集をみて後悔している。ほぼ全てが忘却の彼方。
この写真集は、女性が女性を写しているので表情がリアルで、
気取りがないところが良い。何処かの駅前の繁華街の裏手のスナックのドアを
開けると、この中の一人にソックリなママがチラリと品定めをして、愛想よく
迎えてくれる。 (字数の関係でカット2015年6月13日)          

06月13日(土)
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