ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5171,閑話小題 〜ボ〜ッとしたデカルトの時間
その帳を取り除けることに成功したある人物がそこに見たものは、不思議な
ことに、当の自分自身だったという。へーゲルやノヴァーリスが語るこの意味
深い言い伝えに従えば、存在の深淵を覗き込んで見出されるものは、実は、
当の自分自身である。・・その意味でも、死を含んだ、無としての存在が、
人間の真実であり、それ以外にどこにも存在の真理はないと言わねばならない。】
▼ 最後の章は死である。死は、ドーナツの穴と類推すると、面白い。
穴はあって、ない。ドーナツの形状が穴を形づくっている。永六輔が
「色即是空の色がドーナツで、真ん中の穴が、空」といみじくも言っていたが、
人間存在を色とすると、自己の存在の根底に潜みこんでいる死は、その穴の
ようなもの。ドーナツを食べてしまえば、その穴も無くなってしまう。
また、ハイデッガーの「死は、無の柩」も考えさせられる。
無など元もとないのに、それを敢えて柩という著者のセンスが面白い。
・・・・・・・
3334, 「ウェブ2.0」時代の大前流「情報活用術」
2010年05月12日(水)
ー「知の衰退」からいかに脱出するか? ー 大前研一 (著)ー7
「ウェブ2.0」時代の大前流「情報活用術」
ー まずは、その要点部分を抜粋し考えて見る ー (P 230)
≪ 今の若い世代から40代、50代の世代に至るまで、情報収集・管理・活用
が下手になった。これは「○×式教育」の弊害である。答えはあらかじめ用意
されている、しかもそれは「○か」「×か」という世界で育つと、そもそも答え
を探すところからわからなくなっている。 手探りで失敗を繰り返しながら答え
を導き出すという習慣がない。そして、よしんば答えを得たとしても、それが正解
であるか間違いであるか検証する方法もしらないのである。だから、初めから
「新聞やテレビの情報は正しいものだ」という前提で、そこにある情報を収集し、
それを覚え込もうとする。これが間違いである。こんなことをすると、昨日の夕食
に何を食べたか思い出せないように、情報は体外にそのままストンと流れ出て
終わりである。 なぜ、体内に残らないのかと言えば、それは、本当に自分の血
となり肉となる情報でないばかりか、せっかく取り入れた情報でも自分で加工
しようとしないからだ。 情報といいうものは、加工しないことにはなんの価値
も生み出さない。いくら収集しても放置してしまえば、そこから何も生まれない。
従って、手に入れた一時情報の意味を考え、時に疑い、ストックした情報と
照らし合わせて、栄誉のある情報だけを吸収して自分の中に取り込み、
あとは捨てる・・ ≪字数制限のためカット 2012年5月12日≫
・・・・・・・・
2959,閑話小題
2009年05月12日(火)
* 金メダルを取れる人
「金メダルを取る人は、トップレベルの才能のある人は逆に取れない」という。
トップレベルの人を目標に背中を追っていた「三番手、四番手の人」の方が、
努力をするからである。一番手の才能の人は、そのこと自体の有難さが分からない
から努力をしなくなり、こぼれていく。その重なりの中で、結果として金メダル
の道を歩くことになる。必死に努力した方は、その努力に愛情を持っているから、
心の芯になってしまう。ここに金メダルと、途中で挫折する才能ある人の差が出る。
何か亀とウサギの御伽話のようだが、人生の深い示唆があるような話である。
二代目が大成しないのと同じか!
* 物語をつくる
* エーゲ海クルーズと吉田類の酒場放浪記
≪字数制限のためカット 2011年5月12日≫
05月12日(火)
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