ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5167,閑話小題 〜心は科学者か弁護士か 〜A
後半は、「少年ジャンプ」が部数的に大飛躍した時代で、1990年に入ると、実に
600万冊以上も売れた。その「少年ジャンプ」で描かれるのは、編集方針である
「努力・友情・勝利」という、3つの要素の入った物語。この3つの要素で1つの
物語が完結をする。しかし、その物語というのは、‘近くのラーメン屋の娘と
仲良くなれたらラッキー’というふうな世界。勝利は社会的な勝利ではなく、
極めて身近な勝利である。小さな夢と身近な友だち、そして幸せ。それもいいが、
言い換えれば、「非常な内向き」ということになる。このような、外向きでない
人間たちがいまの日本の働き盛りの中核を占めている。 これは憂うべきことで、
日本だけの閉じられた世界ではグローバルは立ち行かなくなる。少年ジャンプの
世界は、最後は勝利である。 そこには、ものを考える余地がなくなっている。
2000年代に入ると、その少年ジャンプが部数低落に歯止がきかなくなった。
主人公が努力している姿を見ても面白くなくなったなど、色いろ分析されている。
この世代に続くのが、「ゲーム・キッズ世代」である。 ≫
▼ 以上が要旨だが、国が衰退するときは、頭と尻尾から腐ってくる。
それにしても幼稚である。草食系は、アメリカと、その手下の自民党、社会党、
そして官僚の長期政策の結果だったのである。ここで思い切った政策の変更を
根底から変えなければならない時期に来ているが、果たして可能かどうか。
・・・・・・・・・
2955, マネーはなぜ暴走したのか?
2009年05月08日(金)
* アタリの経済危機を考える
NHKの連休の二日間のジャック・アタリのインタビューの内容が考え
させられた。二時間近い内容を、頭に残ったまま思い切って要約すると、
《 この経済危機の大きな要素は、ベルリンの壁の崩壊である。これは人類
3千年かけて望んできた(自由)と(個人)を最終的に獲得した画期的な
大事件。その結果として、まずは経済のグローバル化が始った。それが市場
原理主義と情報化がマッチして世界の流れになってしまった。しかし、
それには絶対的なルールが必要であったが、アメリカの金融関係の連中が
自分の利益を追求するあまり、ルールのできる前に金融工学とかいう美名を
楯に世界中に得体の知れない金融債権をばら撒いてしまい、再起不能なほどの
金融危機を起こしてしまった。 その結果、今後10年、20年、30年と、
大きな津波が押し寄せることとなった。
第一の波は、アメリカ一極支配体制の崩壊(アメリカは、一極支配は
捨てても、決して弱体化はしない。内向きになるだけ)
第ニの波は、多極支配体制への移行
第三の波は、グローバルな超帝国の波 ー市場そのものが帝国化して、
国単位では規制不可能になる
第四の波は、超紛争の波ーあらゆる武器が開発されコントロール不能になる
第五の波は、超民主主義の波 ー人々は利他主義に気づいて、その力が加速
して結果として、プラスの流れが出る。
アイデアは他人に与えても減るものではなく、むしろプラス
の相乗効果が出てくる。 (字数の関係でカット15年05月08日)
05月08日(金)
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