ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6931,読書日記 〜快活こそ悟り! −7
からの贈物。ハリウッドの連続モノドラマ『CSI』に、サイバー犯罪シリーズ
があるが、近未来の世界の先取りで面白い。 長年かけ培ってきた感謝、感動の
受信能力がデジタル技術で拡幅してくれる時代! それこそ有難いことだ。
〜 で、偶然、「黄金の時間をデジタル化して伝える」という文脈として続く。
・・・・・・
6201,閑話小題 〜恋と愛の違い −5
2018年03月06日(火)
『男はつらいよ』〜寅の恋愛談義
* 俺にも言わせろよ! 〜B
大家: で、改めて何を言いたくて登場したの。
フーテンの寅: 俺の澄んだ純粋な気持ちを誤解されたくないの。御前さんたち
とは違うんだ。俺には柴又の実家の一室と家族しか無いんだ。
八つぁん: しばし、美人に恋心を持って、現実逃避をしてるんさ。恋心の
絵図の妄想を楽しむしかないさ。その裏には辛い辛い現実があるの。
熊: そんなの俺だってそうさ。長屋の一室で女房・子供だけ。それと町内と、
その周辺の500m範囲だけど、あんたは全国区だもんね。いやウィーンまで
行ってきたじゃないか。その軽さに憧れるんだ。俺なんぞ長屋の住民を除くと、
寅さんを通してしか、世界を知らないんだ。
フーテンの寅: 仕事を終えて、田舎町の安宿で、部屋で独り飲む酒のほろ苦さ。
この味は、良くも悪くも格別だよ。明日、この宿を出れば無一文。さてと、
今日の稼ぎと寝ぐらを如何するか?の流離の不安と情けなさ。そこが四国、
九州なら、野宿が出来るけど、雪国なら茫然とするね。で、駅の待合場所で
震えていると、涙が出てくるの。思いだす様々なマドンナとの邂逅のこと。
それが毎日だからこそ一刻の幸せの味が解るんだよ。
八つぁん: 日常生活では、そういう経験は少ないからね。だから何時も言う、
日常にドップリつかっている世間様から距離を置くの。
フーテンの寅: 俺と同じにしないでよ。全く、違うじゃないか。
俺のような人間は、誰にも必要とされてない。その上に暇がタップリあるし。
問題は、寂寞感に、孤独感が重なった時に、その状態を良しとする強い心持ち
が必要なの。だからさ、自分を説得するの、「何とかなるさ!」とね。
俺を待っている人が、きっと何処かに居るとね。そう思うしかないだろう。
熊: 気楽そうにしているけど、俺って何時もいつも、どうしようもない自分を
持て余しているんだ。俺も実は、真っ当な人生を生きたかったとね。
長屋の寅さん: おい熊さん。その真っ当な人生って何だというんだ。
そりゃ、真っ当な人間に向かっていう言葉で、俺ら長屋の住人を前に言って
はいけないよ。そりゃ、老い先少ない大家さんが言うのは解るけどね。
大家: 老い先短いと、面と向かって言うんじゃないよ。現実なんだから。
半径500mの世界に全国区の寅さんが、現れて話に加わると、何かチグハグ
しないね。 とにかく、神様や、スターリンまで出てくる長屋だからね。
熊: 話の内容が面白ければ、それでいいけど、俺様からみても、現実から離れ
過ぎてて… 。
八つぁん: ところで、長屋の寅の場合、何時も頭に貴方を想定しているけど…
フーテンの寅: いや、想定だけじゃ、面白みがないね。チャンと人格として
呼出して欲しいの。 今日は初出演ということで… いいけどね。
長屋の寅: おい俺は、どうなるの?
大家: 最近、役割が熊と変わりばえしないし、つまらないね。
八つぁん: 熊さんもつまらないね。与太郎に変えようか?
そういえば、珍コロと、珍獣もあったね。
フーテンの寅: また呼んでよ。長屋の寅ではは面白くないからね。
リリー: 今度、私も呼んでよ。それと山田洋一監督に伝えてよ。寅さんが
居なくとも、私と‘さくらちゃん’を二人を準主役にすれば、例えばさ、
過去のマドンナの回想を細切れにして物語にするとさ。面白いでしょう。
2人して厚化粧をして、ボヤかせばね何とかなるしね。
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03月06日(金)
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