ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6608,閑話小題 〜自殺について考える
あなたのその信頼にわたしは同意しませんし、つまらない信条だと思います。
くりかえしますがひとは社会的な理由から自殺することはありませんし、あなた
が言うように「将来を悲観して」自殺を選ぶこともありません。ひとは個人的な
理由から現在を悲観して自殺を選ぶので、現在とくに死ぬ理由がなければ、
ホンモノの自殺志願者から自殺をロ先でもてあそぶ者と、怒りを買うでしよう。
☆ 解釈その4。この文章には書かれていない何かもっとべつな理由で、
あなたは死にたいと思っており、それを引きとめてほしいと思っている。
そもそも本気で死ぬつもりのひとは、お悩み相談なんてしません。
「死にたい」メッセージは、その実「死にたくない」メッセージ。
自殺者がたび重なる自殺予告をすることは知られていますが、それはその
メッセージを受け止めてほしいという心の現われです。
▼ 誰も、好んで自殺をするのではなく、それだけの苦しい理由がある。
自殺も、時と場合によって肯定されて然るべきである。誰が社会的理由で
自殺をしなければならないのか? その辺が中途半端。自殺の正当化など、
死んでしまえば、如何でもよいこと。但し、身辺の人を傷つける気遣いは?
・・・・・・
2013/01/27
自殺者増加の意外な要因
昨日の朝日新聞に「自殺者増加の意外な要因」のレポートであった。
去年11月に高校の同級会メンバーが自殺の知らせが入った。何か身につまされる
思いであった。自殺については何度か、ここで書いてきた。これから年々、歳を
重ねるに従い身も心も弱り、重くなっていき、眠るように消滅したいという隠れた
願望が膨らむのだろう。世界保健機構によると、日本の自殺率は先進国で、ロシア、
韓国についで、世界三位という。日本で自殺が多いのは、世界の自殺者の6割を
占めているアジアの地勢的な要素があるが、豊かさからいっても多すぎる。
自殺者の9割が該当するうつ病、アルコール依存症、統合失調症などの精神疾患、
身体的障害、過去のトラウマ、失業や経済的損失、親しい人の死亡などへの介入
が、その防止につながる。
ーこの記事をまとめるとー
○ 女より男、既婚者より未婚・離別者、有職者より無職者が自殺志望が高い。
○ 中高年で離別した無職男性と、同年代の既婚有職者とでは、約100倍の差。
○ 男性より女性の方が、自殺者が低いのは、世界共通。
○ 男女とも自殺手段で多いのは首つり。だが女性は、薬物や自傷行為などが多く
、首つりは男性の三分の一。自殺未遂は女性の方が多く、躊躇がみられる。
○ 都道府県別にみると、ワースト1位が秋田、2位が岩手、3位が新潟と宮崎、
5位が沖縄。少ないのが1位が奈良、2位が福井、3位が徳島。これらの
共通点は大都会でないことと、飲酒量も関係している。飲むと衝動が高くなる。
また県民性もある。
○ 意外なのは、急傾斜地の地区の自殺率が高いこと。これは、上り下りの労力
と不安定な立地が関係している?ここで、5つの自殺予防因子をあげている。
ゆるやかな繋がりをもった、▽排他傾向が小さい、▽援助を求めることに
抵抗の少ない、▽「どうせ自分なんて」と思わないですむ、▽本質を見て
人を評価するー住民気質が、必要。
▼ 私の身近でも自殺者が何人かいた。私も青年期に、スーッと梁に紐をかけて
首を吊りそうになったことがあった。さほど死にたいとは思ってではない。
目の前の挫折が、そうさせたというより、死神に数秒、頭が占領された感である。
後にも先にも、こんな経験は無かった。人生は生きていればこそ、こんなに
多くの面白い体験が出来るのである。5つの自殺予防因子といえば、この5つを
兼ね備えている人が8割に思えるのは、どうしてだろう。
≪ 目先の現象に全てのエネルギーを奪われ、生きる本質を忘れ、同類の排他
傾向の小さな階級社会で、「どうせ自分なんて」と思い悩んで、その世界から
一歩外れた世界に出て交流の出来ない人 ≫ といえば・・ 全ての人? 要は、
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04月19日(金)
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