ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[385694hit]

■6203,閑話小題 〜宇宙は本当にひとつなのか −9
いる暗黒エネルギーは、まだ糸口がつかめていない。
 今のところ、私たちは暗黒エネルギーを見ることも感じることも出来ない。
しかし、宇宙のエネルギーの約四分の三を占めているものが、どこか一部の場所
に偏って存在するとは考えられないので、私たちの周りに既に存在することになる。
 暗黒物質も、暗黒エネルギーも、それが分かっていないのに、物質とエネルギー
とに分けているのはなぜか。
 一番の違いは、宇宙が大きくなると暗黒物質は普通の物質と同じように薄まる
のに対し、暗黒エネルギーは薄まらない。 暗黒エネルギーを発見するきっかけ
は非常に遠くの宇宙で起きた超新星爆発。 超新星の観測から宇宙は常に膨張し、
その膨張速度は速くなっていることが分かった。宇宙には、目に見える星や
銀河などより、目でみることの出来ない 暗黒物質のほうが多く存在する。
ところが、宇宙が広がっていけば、その分薄まっていきます。そうなると、宇宙
のなかのエネルギー密度が低くなり、宇宙の膨張速度は遅くなると、物理学者は
考えていた。ところが、観測結果はそうでなかった。
 宇宙が大きくなるにつれて、どこからからエネルギーが湧き出てくる。
何故そうなるのか。それは宇宙が大きくなっても薄まらない何かがある。
それを暗黒エネルギーと名づけた。】
【 宇宙の体積が大きくなっても、膨張速度は速くなっている。宇宙が広がる
 たびに増え続けるエネルギーが必要で、そのため考えられたのが暗黒エネルギー。
有力な仮説は、真空も粒子は反粒子が出来ては消えてを繰り返してエネルギーを
持っている説。 この説により真空エネルギーを計算すると120桁も大きな値になり
宇宙は引き裂かれてしまうことになる。そこで、素粒子を点でなく、小さなひもだ
という超ひも理論が登場し、宇宙は1次元の時間、目にできる3次元、小さな異次元
が6次元(カラビ・ヤウ多様体)の10次元ということになる。超ひも理論は重力を
含む力の統一が出来る可能性がある。超ひも理論は特異点を持つブラックホールが
熱を持つという問題に解を与えた。アインシュタインの重力理論はまちがっていて、
宇宙は加速膨張しないとする人たちがいる。
彼らは超ひも理論の一つにより泡宇宙となるとの提案をしている。】
▼ 「宇宙の体積が大きくなっても、膨張速度は速くなっている。
宇宙が広がるたびに増え続けるエネルギーが必要で、そのため考えられたのが
暗黒エネルギー。 有力な仮説は、真空も粒子は反粒子が出来ては消えてを繰り
返してエネルギーを持っている」という説が分かりやすい。真空の中にエネルギー
があるというと仏教の「空即是色」が思い浮かぶ。 この本をキッカケにし、
「宇宙オタク」のブログを幾つか見たが面白い。 広大な宇宙に興味を持つと、
シャバの世事に囚われている自分が見えてくる。
・・・・・・
4002, 宇宙は本当にひとつなのか ー5
2012年03月10日(土)
           「宇宙は本当にひとつなのか」 村山斉著
 * 多次元宇宙論と多元宇宙論
     ♠ まずは多次元宇宙論
◇ 多元宇宙という言葉はあまりなじみがないと思いますが、この言葉には
大きく分けて二つの意味が込められています。 一つ目は多次元の宇宙。
次元というのは時間や空間の広がりを表すもので、私たちの目には宇宙空間は
三次元に見えています。私たちは上下、左右、前後と三つの方向に動くことが
できるので、三次元空間といっていますが、実は、宇宙には私たちが気づいて
いない方向があるかもしれません。つまり、三次元以上の次元があるという
考えを多次元宇宙といいます。これは、あくまで、宇宙は一つという前提です。
◇ そして二つ目が多元宇宙。多次元と多元。文字が一つ違うだけで言葉の
 意味が大きく違ってきます。多次元宇宙は、宇宙空間に今まで知られていな
かった次元があるということで、次元が増えても、「宇宙の数は一つのまま」。
 ところが、多元宇宙というと、宇宙がたくさんあるかもしれないという
考え方なのです。 私たちは、宇宙は一つしかないと思って生きてきたわけ

[5]続きを読む

03月08日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る