ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6150、閑話小題 〜実際の降雪量は例年に比べ…
のだから、この道を採る」そういう生きかたがあるはずです。いわば自分
の生活や行動に筋道をたてようとし、そのために過ちを犯しても、「不幸」
になっても、それはやむをえぬということです。

「将来の幸福」などということばかり考えていたのでは、いたずらにうろうろ
するだけで、どうしていいかわからなくなるでしょう。たまたま、そうして
得られた「幸福」では、心の底にひそむ不安の念に、たえずおびやかされ
つづけねばなりますまい。それは「幸福」ではなく、「快楽」にすぎません。≫
――
▼<「不幸」というのは、ただ「快楽」が欠けているということであり、
 「快楽」でないということにすぎない。>  幸・不幸は、あくまで
受止め方でしかないが、「恒産あって恒心あり」が前提にある。快楽を
満たすためには、満たすだけの力量が必要。私たちは、利己主義と個人主義を
混同してしまいがちになる。公共、公正を守った上に、自分優先に考えるのが
個人主義である。しかし、公共・公正の解釈は各自違うため、誤解が生じる。
 考えてみれば、不幸も、幸福も一時的妄想に過ぎない。
【笑っても、泣いても同じ空】なら、笑える状況を自らつくっておいた方が
良いが、どうだろう。隣人を卑下した笑いではなく! 互いに楽しむ笑いでさ。
追文) これも全くの偶然で、以下の文章に文脈として続いていく…
・・・・・・
3946, 終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか ー3
2012年01月14日(土)
  * 陸と海のたたかい    「終わりなき危機」 水野和夫著  
「ヴァスコ・ダ・ガマとコロンブスによって海洋に進出し、近代化を始まった。
これは、要するに、「欧州における北アメリカの開発に伴う超長期のブーム」
の出発と捉えることができるとウォルター・ウェップが述べたが、19〜20
世紀初頭になって、近代化は米英によるアジアの開拓史へと受け継がれ、
「地理的・物的空間」を広げていった。さらに、1970年代半ばから、
米国は「電子・金融空間」を高レバレッジで無限に膨張させようと試みた。
そのブームが終わったのはベトナム戦争とドル危機が、その象徴であった。
膨張を前提にする「近代史」は本来、そこで終わっていた。 その後、
「大きな物語」を「電子・金融空間」をつくることで近代は延命したが、
リーマン・ショックでどうやら先進国におけるバブルの宴は終わったようだ。 
「海の時代」の構造を前提としているポンド・ドルの基軸通貨体制が成り立って
いるのだから、膨張が止まれば、その危機が起きて当然である。・・その中で、
第一次石油ショックと第二次石油ショックを乗り越えた日本も、バブル崩壊
の後、原油の暴騰から日本の「実物投資空間」が輝きを失う一方で、
「電子・金融空間」を築いた米国は一見輝いてみえ、「金融帝国」化してゆき、
日本も、それを見習えと主流をなした。しかし、本当に深刻なのは、日本がいま
一度、近代化の輝きを取り戻しさえすれば何とかなると思っていることにある。
その象徴が「成長戦略」であり、デフレが景気回復の妨げになっている考え方。
▼ 9・11のテロは、陸と海のたたかいの構図そのものである。
 資源を紙切れ=ドルで持っていかれて、民のほとんどは貧しいまま。
その反撃があのテロと想定すると合点がいく。海と空を制圧したアメリカが、
その上に「電子・金融空間」を更に付け加え世界を制圧し続けていた。
その新たな空間の象徴が、あの二つのビルであった。そこに飛行機をミサイル
として攻撃したのだから、アラブの連中からしたら「してやったり」である。
それを口実に、原油や鉱物資源の宝庫の、アフガン、イラクに的を絞って
攻撃をしたのだから、著者の、この戦いの縮図とみることができる。
・・・・・・
4688, 閑話小題 ー高校サッカー決勝戦の劇的結末!
2014年01月14日(火)
   * 奇跡的逆転勝ち
 今年の高校サッカーの準決勝、準決勝、決勝が面白かった! 
特にに昨日の決勝は劇的。 2対0で負けていた富山が、最後の数分で

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01月14日(日)
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