ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[383829hit]
■5802,なぜ日本人は世間と寝たがるのか ―読書日記 1
地球環境がさらに数億年続いても同じ進化は起こらない。我々人間が滅んだら、
人間が再生することはない。・・・ ≫
▼ これは、個々の人生でも同じ。偶然の積み重ねが現在の自分であって、
何事も一期一会である。だから、志や、信条を明確にして、日々、生きな
ければならない。志、信念を強く持って、偶然を機会として、将来を切り開いた
結果が必然のように錯覚してしまう。それにしても存在は、不思議である。
・・・・・・
4707,の事典 〜分別 ー2
2014年02月02日(日)
<つまずき>の事典> 中村邦生編著
* 何ゆえに神はノアの方舟に人間を選んだのだろう?
『ノアの箱舟の上で俺たちは絶えず不可解な気持ちで頭を悩ましていたんだ、
どうして神は他の明かにもっと優れている候補をさしおいて、人類を被保護者と
して選ぶことになったのかって。神がもし他の種を選んでいたら、そのほとんど
は人間なんかよりずっと忠実なことに気づいただろうさ。もしもゴリラを支持
していたら、神への不服従にしたって人間の半分も犯さなかったんじゃないか。
そうなけりゃ第一、洪水だって起こす必要はなかっただろうね。一バーンズー
箱舟の密航者であるキクイムシが語っている一節。{神が「人類を被保護者
として選ぶ」ことにしたのは、地球環境から言えば取り返しのつかぬ〈過失〉
であったのは間違いない。したがって、あるフランスの皮肉屋の次の言葉は、
紛れもない真実なのだ。「人間は祖先が猿であることを自慢している。しかし
猿は祖先が人間であると決して自慢などしないだろう」。したがって、ある
フランスの皮肉屋の次の言葉は、紛れもない真実なのだ。「人間は祖先が猿で
あることを自慢している。しかし猿は祖先が人間であると決して自慢などしない
だろう」。』
▽ 人間こそ、地球の大気圏の生物にとって、ガンそのもの。
* 分別
『どんな愚者でも真実は言えるが、嘘の上手のつきかたには、分別のある人間
である必要がある』 ーサミュエル・バトラー
▽ 今まで平気で真実を誰かまうことなく公言してきた。それも常に上から
目線で! 時と場合で、嘘と真実を混ぜ合わせて語ることこそ、分別ある
人間のすること。そうこう考えると、この随想日記の公開は非常に危険。
真理と真実を直感したまま書き続けると、分別がついたように錯覚に陥るが、
愚者の真実は気違いに刃物? 相手を思いやる嘘こと必要である。
* 失敗には安らぎがある
『それは前に数学の試験に失敗して、かえったほっとし、解放感があった時に
似ていた。失敗というのは明快で、そして確実なものだ。確実なものの中には、
いつも安らぎがあるのだ。』ートルーマン・カポーティ「最後の扉をしめよ」
▽ 強がりか、居直りかもしれないが、<つまずき>の半年辺りから、奇妙な
心の安らぎが出てきた。不確実な日常の45年間の緊張が切れたこともあるが、
この安らぎは思いの他。私自身が招いた因果応報と認めれば、人の思惑など
考える必要もない。実際に経験してこそ分ること。「会社を綺麗に後継者に
引渡すより、全て失い独り佇んでいる方が良いのでは?」と思ったのは、
確実なものの中に心の安らぎを感じたため。前者は解放はされなく不安が
常にまとわりつく。 道理は何処も同じ!である。
・・・・・・
4340, 自己とつきあうということ −6
2013年02月02日(土)
* ソクラテスと自己の問題
「自己の探究―自己とつきあうということ」和田 渡 (著)
「人間は無知であり、無知であることに対しても無知である」というソクラテス
の言葉が広く知られているが、それを本当に我われは理解しているかというと
疑問である。無知を自覚した上で、良く生きること、己の心と魂に配慮すること
と2500年も前に、ソクラテスは気づいた。 ーその辺りを抜粋してみる
≪ ー汝自身を知れー 吟味することのない生は生きるに値しないと見なし、
[5]続きを読む
02月02日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る