ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5587,幸福の条件とは 〜①
対しても、腹の底から笑えたが! 「怒らないって本当は怖い!」は、
現在の自分にピッタリ。現在、もっと笑い、怒り、哀しみ、楽しめということ。
・・・・・・
4116, 財政恐慌 −3
2012年07月02日(月)
「財政恐慌 ーついに金融と財政の死に至る無限ループに突入した」浜矩子(著)
英国の怪物的俳優で異様な喜劇俳優アトキンソンことミスター・ビーンの過って
の持ち役の一つがサー・ベンジャミンだった。サー・ベンジャミンは、ロンドン
市長主催の晩餐会の栄えある舞台で、「人生の不確実性」について語った内容が
新鮮である。この著書で、欧州危機について、この質問を、そのままに答えて
いる形式になっている。
* ミスター・ビーンに聞こう
【・・ これを考えていくにあたって、皆さんにご紹介申し上げたい人物がいる。
その人の名は、サー・ベンジャミン・フレッチャー。イギリスの大物政治家で
自ら交通大臣や社会保障大臣を歴任・下院議長も務めた。彼は架空の人物である
彼を演じて大反響を得たのが、ローワン・アトキンソンである。イギリスの怪物
的俳優で異様な喜劇俳優だ。物言わぬドタバタ男キャラクター「ミスター・ビーン」
としての彼をご存知の皆さんは多いだろう。ミスター・ビーンは何も言わない。
だが、アトキンソンは実は極めて多芸な俳優さん。七変化的な役柄の演じ分けが
得意だ。そんな彼のかっての持ち役の一つが、サー・ベンジャミンだった。
サー・ベンジャミンは、ロンドン市長主催の晩餐会でスピーチに立つ。
市長の晩餐会はイギリス恒例のビッグ・イベント。その栄えある舞台で、
サー・ベンジャミンは「人生の不確実性」について語る。 その中身は、
あたかも今日の日本を語っているがごとくだ。「今日、イギリスは一三八○年
以来最大の経済危機に直面している」と、サー.ベンジャミンは口火を切る。
なぜ一三八○年なのかはよくわからない。・・ここから、その「我々がみずから
に投げかけるべき質問群」が並べ立てられてた。この紙面上に再現してみよう。
ー 我々がみずからに投げかけるべき質問群 ー
● 我々は今どこにいるのか
● いかにしてここにきたのか なぜ、ここにきたのか
● 我々はどこに行きたいのか
● 行きたいところに、我々はいかにして行きたいのか
どれくらい遠くまで行かないと、行きたいところに行けないのか
● 行きたいところに行けた時、そこが行きたかったところであることを、
我々はどうすればわかるのか
● 我々は地図を持っているのか
● 我々はなぜ元いたところから立ち去ったのか
● 我々はここで立ち止まりたいのか
● それとも、我々は元に戻って最初からやり直したいのか 】
▼ これを現在の自分と書き換えて自問自答して考えると、面白い。
ここで著者は、対象をユーロ危機に置き換え質問に答えている。
それぞれが個々のテーマとして成り立つ質問群。私たちは9・15ショック
という大地震直後の大津波来襲を目前にした茹で蛙。 遊びなされ!
・・・・・・・
3750, 自分の居場所のみつけかた ー�
2011年07月02日(土)
「自分の居場所のみつけかた」ー斉藤学著
人生はままならぬもの。特に少年・青年期は傷つきやすい時期。ところが
中年期、そして晩年期に入ると、過去の出来事のガスが心の底の沼に溜まり、
いつの間にか泥沼になって猛毒が湧き出てくる。 それに老化が重ねると、
その毒で脳がやられ下手をすると、重症の鬱病か分裂病になる。それを防ぐ
には孤独に徹し、先人の知恵などを借りて洗浄をしないと老醜を曝すことになる。
憎しみが重度になると、主語(相手)を選ばなくなり、憎しみの連鎖が始まる。
以下は怒りと憎しみの意味が分かりやすく書かれている。
【 ● 怒りに羨望が絡むと「憎しみ」に変わる ーP・118
「怒り」と「憎しみ」の間には少し差があります。怒りは、相手に欲しいものを
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07月02日(土)
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