ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5450,閑話小題 〜木鶏クラブにて ー②創造的生き方とは
(引用『現代語訳学問のすすめ』齋藤孝訳/ちくま新書)
『学問のすすめ』が刊行されたのは明治5年。新しい時代の幕開けに、明治人
が持つべきメンタリティを説いたこの本は、300万部を超す日本史上最大の
ベストセラーとなりましたが(当時の人口は約3000万人)、いま、既に20年以上
が過ぎたこの平成の世にこそ、そして、そんな時代に生きる若い世代にこそ、
この福沢諭吉のメッセージは伝えていかなければならないでしょう。
そう、まさにいま、実学が必要なのです。医学部生が起業論を学ぶように、
自分にとって必要な学問は何かと考え、探し、選び取るーそういった行為が、
ベーシックなものとならなければなりません。≫
▼『学問のすすめ』は、学生時代に読んだが、これほどベストセラーとは!
『世間』に対し異常なほど嫌悪感を持つのは、身近な人間関係に取込まれた
奴隷のような絡みとられた視線を感じるため。教養とは、それらから自由に
なるための素養。情報化社会こそ、実学としての教養が必要になる。
・・・・・・
5086,タガメ女の正体 ー�
2015年02月16日(月)
ー日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体〜深尾 葉子(著)
子供の頃、小川で見かけたタガメが、カエルなどを主食にした肉食昆虫で、
捕食する姿から、夫婦に例え、「世の亭主は、すべからず女房にお金も人生も
吸いとられる」という切口が、なかなか説得力がある。〜その辺りから抜粋〜
≪ タガメとは、体長5〜6・5�の肉食の大型水中昆虫 ・・
今から一〇年以上前、私はNHKのハイビジョン番組を観ていました。
琵琶湖近くにある〆里山の四季を追いかけるというもので、写真家の指導のもと
撮影された映像はそれは美しく、素敵だなあと目を奪われていると、初夏の水田
風景のなかでショッキングな映像にでくわしました。それはタガメの捕食シーン。
じつはタガメというのは肉食で、魚やカエルを獲物にしています。
場合によっては、自分よりも身体が大きい生物をいったいどうやって捕まえる
のかというと、これがなかなかエグいやり方なのです。
その映像では、まず土のなかに身を潜めて獲物がくるまでじっと待ちます。
そして、カエルが近くにやってきたらガバッと飛びつき、鎌状の前脚でガッチリ
と挟んだら、鋭い注射針くちばしのような口吻(鳥でいう噛)を刺します。
タンパク質を溶かす消化液を注入するのです。カエルも当初は異変に気づき、
「バタバタと必死にもがいているのですが、タガメの締め付けはハンパでは
ありません。やがて気力を失ったのか全身に毒がまわったのかグッタリ。
体内の消化液で溶かされ、肉をチューチューと吸われて絶命してしまいました。
番組ではそこまで映してはいませんが、タガメに吸い尽くされた獲物は骨と皮
しか残りません。言葉ではさほどではありませんが映画『エイリアン』を彷彿
とさせるグロテスクな捕食方法。タガメが「水中ギャング」と呼ばれる所以。
そんな捕食シーンをハイビジョン映像で目の当たりにし、息をのみました。
自然界とはいえ、やはりひとつの命が奪われるシーンというのは衝撃的だった
ということもありますが、私にはこれが別の場面と重なって見えたからです。
『これって男と女の関係にそっくりじゃないか――』
女はガッチリと男を捕まえて、月一万円という小遣いで身動きがとれない
ようにし、チュフユーと夫の収入と社会的なリソースを吸いつくすつ男たちは
といえば、最初はバタバタもがくも、やがて諦めたようにグッタリとして、
ゆっくりと収入やリソースを吸い尽くさ最後は骨と皮になって死んでいく。≫
▼ タガメ女の餌食の「カエル男」は、妻の洗脳で「ATM」と揶揄される
タガメ女の搾取と奴隷生活を巧みな洗脳と人格改造により「それなりに幸せ」
と勘違いさせて心の平衡を保ち、保てない人間は職場で溢れたストレスを
パワハラ、セクハラ、不倫で発散させる。タガメの顔写真が、女性の股間に
見えてきた。これでカニバサミされ、一度食らいついたら骨の髄まで(ノД`) あ゙
・・・・・
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02月16日(火)
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