ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5447,閑話小題 〜何もかもが美味しいと思える幸せ
お互いに四つに組んだ時に互いの耳と口が至近距離になる。そこで20、30万
と仲間同士の符丁を決めておけば、阻止など出来るわけがない。「自動車事故死
が数千人もあるので、自動車を廃止してしまえ」と主張するようなもの。
まずは交通違反を止めろと言っても、これも無理の話。八百長に関して、
今回のように発覚したら厳罰を科せばよい。「八百長が絶えないから大相撲を
公益団体を外してしまえ」という論理に無理がある。この怪しげな興行世界が
日本伝統のマイナーの側面である。これを解説者では一部の人しか主張してない。
だから、今回も、4人は追放、疑問のある10数名を三場所の出場停止をして
幕引きをするだけでよい。 日曜日の夕刻のお笑い番組の「大切り」は、作家が
いて、そのストーリーにそって、落語家が珍妙なやりとりをする。
一時、週刊誌が、このことを槍玉に上げたが、メンバー全員それを否定した
コメントをしていた。それは当然である。160キロ平均もある鍛えぬかれた大男
が、全力で15日間も続けてぶつかりあったら、どうなるか分かりきったこと。
幕内・数十人の閉鎖社会の中で勝ち星の貸し借りがあるのは当然で、それを含めて
楽しむのが大相撲の面白味である。だから、私は初日と千秋楽は幕下から見る。
初日は貸し借りのない真剣勝負が見られ、千秋楽は出てくる互いの力士の勝ち
星を見て、暗黙のうちにドチラが勝つかを予測しながら見るのである。
見る方も分っていて見ている。私が知る限り、ほぼ100パーセント、貸し借りを
している。日本文化は談合世界の中で育ってきたのである。麻薬などで追放に
なった元外国人力士などから、多くの実話が出てくるのだろうが、交通事故に
気をつけた方がよい。
・・・・・・・・
3246, 新・欝の時代  −2
 2010年02月13日(土)
  * 「うつ」9つの症状
 うつ病について何度か書いてきた。私は、うつ病は、普通の風邪や胃腸病
などと同じで、精神も発熱したり、傷口が化膿するのは自然であり、手当てを
すれば治ると思ってきた。 知人に、重い躁鬱の人がいたが、医者より私の
見立てに信頼を置かれ、20年近く相談にのった。数年前に癌で亡くなったが、
それは見ていても気の毒であった。「精神の束の大元が制御不能になってしまう」
というのが私の捉え方。その時は病院に入るか静養をとって回復を待つしかない。 
うつ病はれっきとした病気。うつ病は「気分がひどく落ち込んだり何事にも
興味を持てなくなったり、おっくうだったり、なんとなくだるかったりして
強い苦痛を感じ、日常の生活に支障が現れるまでになった状態」。この状態は、
日常的な軽度の落ち込みから、重いものまであり、原因について諸々ある。
「悲しくて苦しくて涙がこぼれ落ちそうになり、胸が強く締めつけられるような
状態が何日も、時には何ヶ月も続くという。うつ病は、内因性うつ病と、
心因性うつ病とに分けて考えられていた。しかし、内因性うつ病でも発症の
きっかけとなる心因があることが多いため、症状の形で分類されるようになった。
 *うつ病の基本的な症状は以下のようなもの
            (○は大丈夫、 ×はその傾向あり、 △は少し)
1.強いうつ気分    ○        2.興味や喜びの喪失    ○
3.食欲の障害     ○        4.睡眠の障害       ○
5。精神運動の障害(制止または焦燥)○  6.疲れやすさ、気力の減退 ○
7.強い罪責感     ○        8.思考力や集中力の低下  ○ 
9、死への思い     ○ 
 このうち、5つ以上が、二週間以上続いた場合に「うつ」と診断される。
私は最近、少し欝っぽいと思っていたが、全部○、全くの思い込みだった。
(1、の強いうつ気分)が、(少しうつ気分ぎみ)だけのこと。何かガックリ?
 ときた。 4つが△なら、軽いウツとってもよいが。 高島忠雄や、小川宏の
「うつ」の症状を聞くと凄惨である。恐慌の時代、ある日突然に株と国債の暴落、

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02月13日(土)
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