ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5345,私が送りたかった人生なのか? 〜身の下相談
ギリシャの時代から、一九二〇年代まで、西洋ではれっきとした医療行為。
確かに、目的自体は今も昔も変わっていないとはいえ、医者が患者にバイブ
レーターを使うなど現在では考えられない。一方、バイブレーター以前は、
大人のオモチャの主役だった人工ペニスは、10Cのビザンチン帝国の
百科事典にも記載されている。 こちらは一般的に普及していたようで、
アテネの女性に愛用されていたようだ。また、インドの性典
『カーマ・スートラ』にも「男性自身が小さすぎて満足できないときは、
これを使うとよい』と記されている。 ≫
▼ ・・・ ! これを読んで、「大人の玩具」と検索して吃驚仰天。  
・・・・・
3873, 緑の原野が君たちを待っている!
2011年11月02日(水)
 学生時代に衝撃を受けた授業といえば幾つかある。その中で当時、ドラッガー
の訳者で経営学の野田一夫教授の言葉である。HP内検索で調べてみたところ
10年近く前に、この随想日記で取り上げていた。
 ≪2002/02/28 20歳の頃ーある教授との出会い−2 野田一夫教授≫である。
野田教授の授業は厳しく、少しでも遅れてきたら入室禁止、途中の退座や、
よそ見や、私語は絶対禁止。授業は異常なほどの緊張感で進められていた。
その内容を再び大まかに書いてみる。
≪ 貴君らは選ばれて、ここにいる。そして、社会に出て行けば指導者の立場
になるために、ここで学んでいる。今日から食事をするときは、店の真ん中に
座って堂々ととりたまえ。間違っても、隅でとるな。君たちの学生生活は、
指導者になるための準備期間であることを忘れないこと。そのために可能な
限り本を読みたまえ。あらゆる分野の本を読めるのは今しかない。
ロマンローランの「ベートーベンの生涯」を直ぐに買って読みなさい。
彼は多くの災難を乗り越えて、あれだけの素晴らしい曲を作った。「運命」
は、音楽家でありながら、難聴の病に冒された時の絶望を音楽にしたもの。
「苦難を突き抜け、歓喜に」「良く、かつ高貴に行動するものは、その事実
によってだけでも困難に耐えることができる」などの言葉がある。絶望を通り
抜たからこそ、あの曲が出来上がった。 君たちは恵まれている。しかし、
それに甘んじていてはならない。「社会という緑の原野が君たちを待っている!」
だから、学生である現在、灰色(学問)の世界で、多くを学ばねばならない。≫
この感動的な教えを聞いて将来に明るい陽ざしを感じたのは初めての経験。
それも高度成長期の最中である。その日以来ドラッガーの書を必死に読み
始めることになった。自分の強みを見つけ、自分の資源を集中すること。
マーケッテングを優先すること。紳士的であること。他にもアメリカの経営書
を多く読むことになった。その何もかもが面白く、理詰めで、乾いた干乾びて
いた脳に吸収されていった。 教養課程の二年までは、日本の作家の書を中心
に読んでいた。 が、それでも絶対量が少ないことに気づいた。高校時代まで、
殆ど教養書を読むことがなかったツケが回ってきたことに気づく。お陰で、
卒業後40数年の間、毎日二時間の読書習慣がついた。 何で。このことを
思い出したかというと、当時が一つの節目だったからである。そして現在、
次の節目に至ったためである。「灰色の世界から緑の原野へ、そして、原野を
通り越して、大草原に出たのが、現時点」である。アフリカの猿は原野の木の
上から、草原に進出し、二足歩行を始めた、という説がある。そう考えると、
第二、第三の人生こそ、やっと人間らしい生活が我われを待っていると
考えられる。周囲は、既にエネルギーを使い果たし、抜け殻しか残ってない
ような人が三分の二? それも人生だが、緑の原野にいた蛇の代わりに、
草原にはライオンもハイエナも豹がいる。振り返ってみて、学生時代に多く
視点を得た。緑の原野では、さらに多くのものを得た。そして、現在、草原
に入った。 そこで生き抜くためには、ただ一つ、考えなければならない。
・・・・・・・
3508, ユダヤ人の頭脳活性法 ー2

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11月02日(月)
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