ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5251,二度の地球規模の大爆発 〜地球大進化46億年 ー②
それが創造力となり箱庭」に表現される。この「ゲニウス・ロキ」を実現する
ことが、治療者の「見守る」行為。実際になにもしないが、大きな精神力が必要。
「見守る」とは言っても、治療者ではない一般の人が「見守る」のとは、異なる。
「箱庭」になにも表現されないセッションでも、治療者が作り出した
「ゲニウス・ロキ」のなかで、患者の内面では変化が起きてくる。それが、二回
以降のセッションで現われてきます。初めの数回のセッションでは落ち着きがない
被験者も、その数を重ねることで、徐々にまとまりのある箱庭を作るようになる。
箱庭という守られた空間に自分の気持ちを繰り返し表現することで、その課題が
浮かび上がる。それは、あくまで遊びの中で行われる。遊びの中には、成長を
するための要素が多く含まれている。≫
▼ その箱庭が、玩具の配列で、精霊が浮かび上がってくる。箱庭の解釈は、
大ざっぱにいうと、左半分が内面を、右半分は外面を、手前から上に向かって
現在から未来へと向かう。ところで、聖地は典型的なゲニウス・ロキが在る
ところに存在している。その周辺には必ずといってよいほど、岩場が存在する。
ピラミッド、中南米の古代聖地、ギリシャの神殿、エルサレムなどは、その典型。
もう一つは立地上、民族の存続上に大きな戦略的拠点でもあるが。
箱庭療法、一度は、やってみたいものだが。
・・・・・・・
2010年07月31日(土)
3414, 「憎国心のすすめ」
18年の海外生活から帰国した著者が大分の山中に居を構えて5年、変わり
果てた祖国・日本を憂えている。ここで、ひとりの地元青年とのやり取りを
通して、日本再生には愛国心ではなく憎むという感情、いわば「憎国心」
が必須と説く。最近は著者の見方にかなり感化されてしまったが、老化から
くるマイナーの見方でもある。しかし「憎国心のすすめ」は極論になるが、
それで日本人にアメリカの間接統治を知らせたいのである。
それを前提にしないと国家改革など不可能である。日本は、いまだ長年に
わたった洗脳で思考停止状態にある。その実態に憎悪心を滾らせないと、
真の己の姿が見えないというのは至極当然のこと。
―印象的な部分をランダムに書き出してみた―
《 愛ではない。この日本を救うのはむしろ、憎むという感情、いわば憎国心!
・・・ 愛するために憎む。想うために考える。この日本を。「俺の仕事の
動機はいつも怒りと愛だ」と私は無理に続ける。「悶死したくなるような怒りの
先に愛が見える。そのとき、仕事をする情熱が生まれ、行動の意味が完結する」
「ははぁ・・・」「日本に帰ってきてから、怒りはほとんど極限に達している。
でも、その先の愛は見えない。だから、もっと、徹底的に憎国心を高ぶらせる」
「ゾー・コ・ク・シ・ン・・・ですか」「無論そんな日本語はない。
いま、とっさに考えついた。愛国心の相対だ」「ははぁ・・・」
「憎国心さえもっと鍛えれば、もしかすると、死ぬ前に、もう一度この国を
愛することができるかもしれない」》
《 日本人を一言で要約すれば<考えない>ということであり、―ジャップ
(日本人の蔑称)は考えないという特殊能力を持っている、ということになる。
人間が考えないでいられるというのは、ムズカシイ以上に実にありえない
不思議な才能であり、特殊の才能である、特異能力とも呼べるものであり、
貴重な力となりうるからである。<考える>という根本は、まず疑問が無くては
ならない、それからしてジャップには無い。次に推理、次に分析、最後は統合。
この4段階、どれもない。疑問がないのは、比較感覚がないからということ
になる。比較がないから、考えない。・・・・ 》
《 中村元「日本人の思惟方法」の引用からー
(日本人は)西洋人の目には、シナ人などよりはるかに浅薄な印象を与える。
日本人自身は世界の文化を総合したつもりでいるが、じつは単なる
便宜主義的な無反省な折衷混合状態に陥っているおそれが少なくない。》
更に著者は日本人を嘆く。
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07月31日(金)
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