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堀井On-Line
by horii86
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■5234,「エリック・ホッファー自伝」 〜⑥
命の智恵「英知」と云われています。それを人々に伝える人を、かつて、日知り
「聖人」と云ったのです。このように「ヨーガ」とは、「結びつける」
「コントロールをする」「バランスをとる」という意味と、その「修行法」
「技法」として発達してきたのです。それでは何と何とを「結びつけ」
「バランスをとる」のでしょうか?
それは、�身体と心をバランスよく結びつける。�内なる私(真我)と
大いなる我(宇宙)とを結びつける。�人と人をバランスよく結びつけること。
仏教では、それを三宝と云って、�身体と心をバランスよく結びつけ解放した
人間存在を「仏(ブッダ)」といい�宇宙や自然の法則と自己とを調和させる
生き方を「法(ダルマ)」といい、�人と人とが調和し助け合う平和な社会を
「僧(サンガ)」といって尊んだのです。そしてヨーガでは、その方法を、
具体的な生活法(ヤマ・ニヤマ)、運動法(アーサナ)、呼吸法
(プラーナヤーマ)、瞑想法の階梯(プラティヤハーラ、ダーラナー、
ディヤーナ、サマーディ)そして祈りの言葉・神の名(マントラ、ジャバ)
等として、 私達に伝えてきているのです。 ≫
▼ ≪「真我(アートマン)を車主、肉体を車体、理性を御者、意志を手綱と
心得よ。賢者たちはもろもろの感覚器官を馬と 呼び、感覚の対象を道と呼ん
でいる」と述べています。このことから「ヨーガ」とは、馬を車に「つなぐ」
が語源であり、意味は「結ぶ」「コントロールを する」「バランスをとる」
との意味をもっていた。≫が、ヨガの本質。内なる真我と大宇宙を結ぶ修行こと。
10数年ほど前に、散歩で出会った地球の核の一点を擬人化して現在も話を
しているXが、宇宙。向き合っているのが真我ということ。
・・・・・・・
3762, ユング ー5
2011年07月14日(木)
ー「共時性」の幾つかの事例を、<「タオ心理学―ユングの共時性と自己性」
ジーン・シノダ・ボーレン著>から抜粋ー
例1 ある女性が、妹の家が燃えているハッキリした夢をみて、妹が安全か
どうか電話でたたき起したところ。まさに、その通り火事になっていて、
電話で目をさましたために命拾い。
例2 ある研究者が高度に技術的で分かりにくい問題にぶつかっていて、
情報がえられず困っているとき、ある基金募集のパーティーに出席した
ところ、たまたま隣の席に座った人が必要な情報を提供してくれた。
例3 ある女性がある町にやってきて、昔の同級生に連絡をとろうとした
けれども住所がわからず、混雑したエレベーターに乗り込んだところ、
たまたまそこに彼女がたっていた。
例4 ある人のことを考えているとき、電話が鳴る。
出てみると、私がちょうど考えていた相手だった。
例5 私はキッチンで夕食の支度をしながら、夫のジムに向かって、
「テーブルに花が欲しいわ」と言いました。子供達はそのとき外で遊んで
いて、私の声の届かない遠くにいました。しばらくすると、娘のメロディが
家の中にまっすぐに入ってくると、手にピンク色の花束をかかえていて、
「ママ、ここにあるわよ」、と言ったのです。
例6 人の死を知る能力のある人がいます。ある人の場合、夢や白昼夢として、
死ぬ人がスーツケースを持ってその人の前に現れるのを見ます。そして暫く
すると、そのスーツケースを持って現れた人が、亡くなった知らせが届く。
▼ 単なる偶然とは思えない、これらを、ユングは、共時性(シンクロ二シティ)
と呼んだが、その人によって、その要素の強弱があるようだ。私は、Aーabc、
bーabc、Cーabcの9段階の二番目のAのb辺りか。その人の持っている
一つの感覚であり、それが物理的にあったり科学的に証明されるものではない。
前回も書いたが、事業の立ち上げや、ホテル計画を実行段階に入ると、必ずと
いってよいほど、身辺に普段は起らない事故とか、ごく身近な倒産、不幸が起こる。
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07月14日(火)
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