ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5208,「自分」という言葉自体が「自然の分身」
「日本人がこの危機や試練を正確に認識する能力を失いつつある」ことである。
その上にグローバル化による価値観の多様化もある。
日本の自滅は文明の自滅でもある。
 ・・・・・・・
3736, 全米N0・1弁護士の勝ち抜きセオリー  〜10
2011年06月18日(土)
   * 具体的な弁論は? ー ミロのビーナスの腕       
         『議論に絶対に負けない法』ー ゲーリー・スペンス著
【 それから私は、開発業者の利益のために美しいジャクソン・ボー・バレー
 の木々を伐採して醜い宅地にしてしまうことに対する反対論を述べた。
「はじめにお話をさせてください。ミロのビーナスはパリのルーブル美術館に
所蔵される前、ベネチア芸術の美術商の手に入りました。この時すでに、この像
は人々の注目の的でした。そのポーズと着衣の優美なひだがこのビーナスに非常な
気品を与え、完壁な芸術作品から発せられる力をすべて持ち合わせた傑作でした。
人々はこの像を見るために遠くからやって来ました。そして時がたつにつれ、
像の人気が高まるにつれ、像には手を触れたすべての女性を美しくする力が
あると考えられるようになりました。美術商は、このビーナスの小さなかけらが
ほしいという大衆の要求を利用すれば、大もうけできることに気づきました。
ビーナスを見ようとたくさんの女牲がはるばる長旅をしてやって来て、小さな
かけらだけでもぜひ手に入れたいと願いました。持っていれぽ美しくなれると
信じていたのです。美術商はある計画を立てました。石膏でビーナスのコピーを
作って、そのあと本物のビーナスを粉々に壊してしまおうと考えたのです。
粉々にしてそのかけらを売れば、この芸術作品をまるごと売るよりも、はるかに
巨額のお金が転がり込むほずだと思ったからでした。そこで彼は、大金槌を
持っている職人たちをビーナスが飾ってある自分の店に呼び出しました。
「粉々に壊せ。壊して、千個のかけらにしろ」。彼は命令しました。
彼がはじめという合図をしようと腕を上げ、それを振り下ろそうとしたちょうど
その時、目に見えない剣に切られたかのように、彼の腕が体から切り落とされた。
それと同時に、ミロのビーナスの反対側の手も切り落とされました。
肉の腕と石の腕、二本の腕が床に落ちて十宇の形を作りました。
それはビーナスは決して壊されてはならないという神のお告げだ、と職人たちは
思いました。それから間もなく、ミロのビーナスはルーブル美術館のものになり、
今日にいたるまで、美しいものを愛するすべての人のために大切に保存されて
いるのです」 私は少しのあいだ黙った。部屋はしいんとしている。 
 人々の顔はビーナスの顔のように無表情だ。私は続けた。「この谷は、単なる
人間の彫刻家が創造したものではありません。この谷は、神様がお創りになった
芸術作品なのです。事実を把握しているであろう世界的な旅行家の多くは、
そびえ立つ孤峰と汚されていない湖がいくつもあるこの谷は、世界で最も美しい
谷だと宣言しています。かつてミロのビーナスが私欲のために彼女を破壊しよう
とした強欲な美術商の手にあったのと同じように、この谷も皆さんの手のなかに
あるのです」 私は演壇を降りた。・・・・ 】
▼ 自然破壊の是非の裁判で、こんな逸話を出されたら開発業者は、
 勝てるはずがない。ミロのビーナスのこの逸話、聞いたことがあるような、
ないような? ネットで調べても、この話は出てこない。片方の腕に林檎を
持っていたという説がある。
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3371, 込み込み六千八百円のホテル
2010年06月18日(金)
 先日、久しぶりに取引先の業者が事務所に遊びに来て言うに
「湯沢の手前にある大湯温泉に行ってきたが、料理に飲み放題、カラオケで
歌い放題で全部で六千八百円だった。仲間10人で土日の高速代金の千円を
利用し分乗したのでドライブがてら二日間で一万円でお釣りがきた」という。
 (字数の関係でカット2014年6月18日)
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2996,定年か〜  ー1
2009年06月18日(木)

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06月18日(木)
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