ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■8205 閑話小題 〜ガザの幼児の顔が浮かぶ
できない、何度頑張っても三角おにぎりも、箸もちゃんと握れない、黒板の文字
がすぐにゲシュタルト崩壊していく。授業が次の科目に移ってることがわから
なくなるなど。まわりが就職活動してることの意味がわからなかった。
三回ともバイトはすべて首。学校では人と合わなかったけど両親やまわりに
それをよい個性と受け入れてくれる人がいて恵まれてよかったなぁと。>
武田さんは熊本県生まれ。3歳から書道家の母に師事。東京理科大卒。
NTT入社後、25歳で書道家になった。NHK大河ドラマ「天地人」などの題字や、
書のパフォーマンスで知られる。
インタビューの中身は、なかなか奥行きが深く、ハッとする言葉が続く。
◉ 両親が私に対して、誰とも比較することなく、その時々のハプニング全てを
肯定してくれていた。
◉ 書家として生きていくため、駅で書を売る覚悟で目立たない隅に座した。
相手の欲する字を書こうとしたが、その為の色紙が無いことに初めて気づく。
そこから始まった。自分の書いた字に興味を持つ人は誰一人いない。
◉ ある邂逅が自分を変えた。20歳代の女性が、「さっき、彼氏と別れてきた。
何んでもいいから書いて欲しい」と。その時に、『愛』という字を書いたが、
その墨が下にたれて涙のようにみえた。 気持ちが伝わったのか、女性は、
号泣した。そして、思いの外のお金を頂いた。
◉ 発達障害を隠さないのは、障害と言葉はマイナスと受け取られるが、
そのマイナスの中に、膨大なエネルギーと、御宝があることを知っている。
【 口先でなく、事業整理に入り、成るほどと思うバッシングにあった。
大した時間が経過しない内に、悪魔の代弁者の彼らが、己の膿を、そのまま
表出しているに過ぎないことを… 「自分の傷口の血を、相手の傷口に、
擦りつけている」だけのこと。会社整理は、資本主義社会では経済的敗北者。
『創業者なればこそ、当初から覚悟の上… で如何した!』がベースの
一つにある。マイナスの結果も、これまた受入れられるのが創業者の強み。】
◉ 書道教室で、小学生に想いのまま、字を書かせる。双雲は、「楽しく!」が
人生のモチーフ。それを常日頃、来ていた女生徒が、ラッコを書いた。
その理由を聞くと、『普段、楽しめといっているから、楽っ子、ラッコを
思いついた』と…
◉ 『AI』の時代なればこそ、自分のような発達障害の才能が求められる
――
▼ 学生時代、ゼミ仲間の卒論テーマが、『年齢による価値観の変遷について』。
結局、あまりに深く、未提出で、責任をとってゼミを止めていった。
面白そうなテーマで、概略として考えてみる必要がある内容。因縁の「因」と、
「縁」の、年代別の変遷になるのか。 段々、棺桶に近づくにつれて、純心に
物事をみれるようになる。そして、その視点で自らを省みて「何とまあ!」
一人赤面。 先日、河川敷や、公園で何する風もなく、ボ〜ッとしている
老人に何をしているかインタビューをするインタビューが、これ傑作。
「面白くなかった人生、サッサと死にたい」とか、「こうしているのが好き」
失うものもないためか、本音を語る。もう少し、哲学的なものもなし。
しかし、発達障害で、「いま、ここ、わたし」の世界しか持ちようがないが
故の、特別な才能が深く掘り下げる特別の才能も授かる。
・・・・・・
6424,旅行の話 〜パックツアーの構造 ―5
2018年10月15日(月)
* 事例で見ると…
・『エジプト・トルコ10日の旅』が、その最たる事例。
ローマで乗り継ぎ、カイロから、ナイル川沿岸にある3千数百年前の遺跡群を
周り、カイロに戻り、ピラミッドをみた後、トルコのイスタンプールへ。そして
アンカラからカッパドキアの地下都市を早朝から深夜までの過酷なコース。
その過酷の日程を何とも思わせないのが、遺跡が物語る歴史の広がりと、深み。
エジプトといえば、ナポレオンのエジプト遠征で「兵士諸君4000年の歴史が
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10月17日(火)
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