ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6915,閑話小題 〜新型コロナの現状と、行方は? −2
≪ 心理学者グループの研究にハッピープアー(幸福な貧困者)と呼ばれる層
に関するテーマだが、ストレスに苛まれている富裕層が羨むような、陽気で
苦労知らずの人たちをこう呼んでいる。ディエナーによって実施された研究も
その一つ。カルカッタの路上生活者とスラム居住者を対象にした調査から、
彼らの家庭生活、友情、道徳、食事、喜びを含む各種の分野における満足度が、
大学生レベルとほとんど変わらないことが判明した。
一方、社会的、感情的な愛着をほとんど断ち切っているサンフランシスコの
路上や保護施設生活者の場合は「非常に不幸」と答えている。社会学者たちは、
このハッピー・プア現象の説明に、以下の事実を根拠にしている。
カルカッタの貧困層の多くは、社会的、経済的な立場が向上する希望を
まったく放棄している結果、この点で不安を感じない。しかも彼らは、食品
などの極めてささやかな物質を手に入れることで容易に満足感を得ている。
ハッピー・プアが単純極まりない楽観論者だ、とは言い切れない。
チベット語の教材を印刷するために、デリーの貧困地区に暮らしていた
ことがある。ボロボロの三輪車の後ろに客を乗せて人力車のペダルを一日中
踏み続ける、リキシャ仲間がたくさんできた。冬の夜は、道端の空箱や
ダンボールをくべて焚き火をして集まるのが常だった。大声で会話しては、
大笑いをし、あたりを騒がせていた。中には流行歌を歌う者もいた。
焚き火が消える頃には、それぞれの三輪車の中で眠る、という日常。
彼らの生活は楽とは程遠い、非常に辛いものだろう。だが、その善良性と
無頓着こそが彼らを幸福にしているのである。ストレスを溜めこんでいるパリ
の広告代理店や証券市場の連中よりはるかに幸福だ、と考えざるを得ない。
年老いたブータンの小作人のことも忘れることができない。私のいた僧院
の若い僧院長が、新品のシャツと1000ルピーを差し出すと、小作人は、
「300ルピー(約7ドル)以上を手にしたことは一度もありません」と、
おどおどしながら話した。僧院長が「心配事はないか」と聞くと、
しばらく考え込んでこう答えたのである。
「はい、雨の季節に森を歩くとき吸いつく蛭です」
「他には何かないか」「それ以外ありません」
かの有名な樽に暮らすディオゲネスがアレキサンダー大王に向かって告げた。
「王よ、私はあなたより偉大です。なぜなら、王が所有したよりはるかに多く
を捨て去ったのだから」。ブータンの小作農の単純さには、偉大な哲学者の
言葉と同じ重さがあるとは言えないだろうが、幸福と満足度が富に正比例
しないことをはっきり示している。驚いたことに、米国人の80%が幸福である、
と答えている。ただ、表面に現れている数字と現状には大きな落差がある。
物質的な状況は改善されているのに、若い世代のうつ病は、1960年代の10倍
に膨れ上がり、それが低年齢層に蔓延しつつある。40年前、うつ病に初めて
罹患する年齢は平均29歳だった。それが今日では14歳に低下。
世界の年間死亡者の2%が自殺で死亡し、戦争や殺人を上回る。米国では、
躁うつ病の患者の自殺が十代男女の死因の2位に上昇している。
スウェーデンでは、学生の自殺が1950年以降260%という驚異的上昇を記録。≫
▼ 準備を含めた45年間の事業人生を終えて、丸裸? で、現在は家内名義の
自宅で、家内リッチで、私はプアー。しかし、何故か心はハッピ?ープアー
そのもの。だから、卑しい?目線に快感すら感じることがある。実際に、
今日明日の生活に貧する路頭に迷ったら、その余裕はないのだろうが。
デリーのリキシャの明るさの一端が、少しは解る? それが、最大の収穫。
今さら現象としてのコスプレの衣装が、汚れ、擦切れたとして、着たきり雀
のコスプレを羨ましいとは思えないし、逆に、暑苦しくない? と、書くと、
逆だろうと勘違いされるか。 これだけは経験しないと分からないこと。
話題の川柳〜 我が家では イエスかハイの 二択制 (/へ\*)")ウゥ
で、これも偶然だが、以下の内容に丁度よく繋がっていく。 (_ _。)
・・・・・・
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02月19日(水)
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