ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6873,閑話小題 〜ミネルヴァのフクロウ ―2
同化しないこと。独善でも、独悪でも良し、独りだけの世界を持つこと」
大家さん: 寅さんも、良いことをいうじゃないか。
八つぁん: あの二人の掛合いの根本が、この対話の根にあるんだよ。
どうにもならない二人の、根本が。寅さん、熊さん以下が、核弾頭の
ボタンを握ってしまったのが、大問題なのさ。
熊さん: あの二人と比較しないでよ。あんまりだよ。でも、現実だもんね。
大家さん: 第二次世界大戦を挟んで、スターリン、毛沢東、ヒトラーなどに
権力を与えたために、数千万、いや一億以上の死者を出していまった。
何か、プーチン、習主席を加えた4人の顔ぶれが悪すぎですよ。
八つぁん: これからして、百万、二百万の犠牲者も、あながち多過ぎで
躊躇することでもないように思える。 権力を持つと、猿は狂うのよ。
・・・・・・
5412,だれもわかってくれない ー@
2016年01月08日(金)
『だれもわかってくれない』ハイディ・グラント・ハルバーン著
*「信用レンズ」「パワーレンズ」「エゴレンズ」
世間とは、一般的に、個々の立場から延長する人間関係を言い、
本人、家族、近所、その知り合いと広がった人たちの繋がりを総称する。
人間は複雑で、この3つをベースにした歪んだレンズを通した世界に住む。
個々人にとって、それが現実で、全世界になるが、それを客観視できない
ため、小さな世界から一歩も外に出ることが出来ない世間という名の牢獄で、
一生を終えることになる。 そのレンズを、著者は、「信用レンズ」
「パワーレンズ」「エゴレンズ」の3つに分けて、ここに前向きな
「促進レンズ」と、後ろ向きの「予防レンズ」を加える。のっけから、
そんなレンズの視線を気にしないで、自分のレンズを冷静にみて、
生きていくべきだが、これが難しい。
〜アマゾンの内容より〜
≪ そんなつもりで言ったのじゃないのに、勝手にそうと決めつけられたり、
自分では笑顔でいるつもりでも、だれも話しかけてくれなかったり…。
こういった「誤解」は、オフィスでも、学校でも、家庭でも、老若男女関係
なく、つねに起こる問題です。ところが近年、その仕組みは科学的にかなり
解明され、予測することが可能になってきています。社会心理学の研究に
よると、人は育った環境や性格によって、大きく3つのレンズ「信用レンズ」
「パワーレンズ」「エゴレンズ」をつけ世の中を見ていることがわかりました。
あなたがコミュニケーションしようとしている相手はどのレンズをつけて
いるのか、あなた自身はどのレンズを通して相手を見ているのか、まずは
それを理解することが、スムーズなコミュニケーションにつながる秘訣だと、
著者は言います。 本書は、モチベーションと目標達成分野の第一人者で、
コロンビア大学ビジネススクールで教鞭をとる社会心理学者が、誤解の原因と
解消法について具体的事例を挙げながらわかりやすく解説した実践的な1冊。≫
▼ この3つのレンズで、世間の視線を分けると、その嫌らしい縄目が透けて
見えてくる。多くの人が、この歪んだレンズの共同幻想の飼殺しで終わる。
3つのレンズを、連れあい相手を探す時のレンズと例えると、解りやすい。
・一生の伴侶として信用してよいか、温かみがあるか? 「信用レンズ」
・自分の望む生活を維持できるパワーを持っているか? 「パワーレンズ」
・我がままを許容してくれるか?のレンズで、相手を見定める。「エゴレンズ」
ライオンの群れが、ボスライオンが失踪したとき、メスグループが、新たな
ボスを選定するプロセスを映しだしたTVドキュメントを見たことがあった。
メスにすれば、外部の強いオスにボスが群れから追い出されれば、子供は
皆殺しになるため、ボスの選定は当然、厳しくなる。これが人間社会だと、
一つ間違えると、一生をボウにふることになる。「貴方の事など誰も解って
くれない!」 そこで、努力をするか、壁をつくるか? どうでもいいか?
・・・・・・
5777,福田恆存の「私の幸福論」〜A
2017年01月08日(日)
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