ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6203,閑話小題 〜宇宙は本当にひとつなのか −9
ショックのことが多い。異次元世界、いや異次元宇宙があるとはね。
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3998, 宇宙は本当にひとつなのか ー3
2012年03月06日(火)
「宇宙は本当にひとつなのか」村山斉著
「暗黒物質ーダークマター」「暗黒エネルギー」「多次元宇宙」
「多元宇宙」が、この本のキーワード。
まず、「暗黒物質ーダークマター」から取り上げてみる。
* 「暗黒物質ーダークマター」とは?
目で見えなくて正体不明だが重力を持つように観測されるものを
暗黒物質と呼ぶ。銀河は遠くに行っても星やガスの速度は遅くなっていない。
このためには、見えない物質(暗黒物質)が銀河の端に行くほど増加して
いなければならないことになる。また、遠くの銀河団の光が巨大な重力に
よって曲げられている。これから暗黒物質が存在していることがわかる。
そもそも、この暗黒物質がなければ、地球も、太陽も星も、銀河も生まれ
なかった計算になる。この暗黒物質は何物とも干渉しないので、今この
瞬間にも私達の周辺、身体をすり抜けている。暗黒物質の有力候補が
アクシオンと、超対称性粒子のニュートラリーノであると理論的に予言、
期待されている。
ニュートリノ観測結果から、銀河系の中にある星はすべて原子できている
と結論。銀河系全体では、その中心からの回転速度の観測から、見えないが
重力を持つもの(暗黒物質と命名)が存在し、宇宙進化のシミュレーション
から暗黒物質が存在しないと現在の宇宙は存在しなかったことになる。最新の
宇宙研究の現場では、この「暗黒物質」をつかまえる一歩手前まで来ている。
現在、仮説としては、「暗黒物質は異次元から来る使者であるという可能性」
が、まじめに議論されている。
ー以下は、暗黒物質についての箇所であるー
【 私たちは学校で、万物は原子でできていると習いました。ですが、
その原子は宇宙全体の5%にもならないのです。ここで疑問になるのが、
残りの95%は何なのか。実は約23%は暗黒物質で、約73%を占めるのが
暗黒エネルギーなのです。全部足すと誤差の範囲でちゃんと100%になります。
暗黒物質も暗黒エネルギーも、名前はついていますがその正体はわかりません。】
【 この考え方が最初に提起されたのは1933年のことです。銀河団の中の
銀河の運動を観測したフリッツ・ツビッキーが、最初にそういった。
最近の観測では銀河団のほとんどが暗黒物質でできている。どうしてそれが
分かるのか?重力レンズ効果を利用し暗黒物質の分布が分かります。
重力レンズ効果とは、アインシュタインが予言したもので、光は重力に引っ張
られて曲がる。 そのため、遠くにある銀河や星の光は変形して地球に届く。
この重力レンズ効果が、今は正確に測定することができるようになったのです。
暗黒物質の分布地図作りではっきりしたことは、暗黒物質は原子ではない、
つまり宇宙にある物質の8割以上は、原子ではないということ。】
【 暗黒物質は、ニュートリノ以上に、他の物質と反応せずに、地球なども
すぐに通り抜けてしまう物質です。電子やニュウトリノと同じような小さな
粒々の粒子だと思われる反応はしない重い素粒子と想像される。】
▼ ビッグバンから、この宇宙が始まったというが、その元になる素粒子が、
どうして生まれたかは謎のまま。暗黒物質が、他の宇宙から来たというなら、
ビッグバンの原因が、暗黒物質が来た原因を探し求めていく中で分かってくる
のでは?と思われる。
・・・・・・
3999, 宇宙は本当にひとつなのか ー4
2012年03月07日(水)
* 暗黒エネルギー
ー次に宇宙の全エネルギーの73%を占める暗黒エネルギーについてー
【 暗黒エネルギーは暗黒物質と並んで、宇宙を作るものの中で正体がわかって
いないものです。正体不明のエネルギーなので、暗黒エネルギーといっている。
暗黒物質のほうは10年以内にその正体が明らかになるのではないかと期待が
持てるようになってきたが、宇宙の全エネルギーの73%を占めると考えられて
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03月08日(木)
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