ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6158,閑話小題 〜「子連れ同士の再婚家族」の問題
「私ってステキでしょうー! こんな私を見て」てふ呪文。
「あいつはダメだ」と否定すると、その「あいつ」と比べて自分が素晴ら
しい人間になったかのような魔力がかかるのであります。
多くの人は、自分を語りをしたい、自慢をしたい。だけれど、自分を
ストレートに自慢するのは恥ずかしい。それでも、人の心ってのはほって
おくと無駄に気持ちが良くなりたくなるゆえに、ついつい、「じゃあ、
ちょっとバレにくいやり方で自慢してみようかー」と、否定トリックの
魔術にはまってしまう。否定が自慢と気づかなかったとしても、残念ながら、
否定ばかりする人の周りにいると、良い気持ちがしない、そのトリックが
うすうす感じられるからこそ… ≫
▼ 6年前に事業整理をして以来、家内と僅かな知人以外に、ますます心を
閉ざす 傾向にある。その分、ここで言いたい放題で、プラマイゼロだが。
ブログで書くことは、直接的、間接的に自慢話。16年間、自慢話をしてきた
ことになる。普段でも無意識で自慢のタネを探して、とうとうと内語で自慢
話をしている馬鹿さ加減に、驚くことがある。偽善を超えて、露悪、偽悪、
虚悪を演じている己がいる。事業清算のプロセスで、否定トリック魔術の丁度
よい酒のツマミにされているのだろうが… 半径1〜2キロmが全世界の正義が
あって然るべき。 サンフランシスコの中華街の正義というやつ。街を一歩
出れば何、これ… 否定の三倍の肯定の精神が必要になる。
これを意識しておかないと、悪臭が漂ってくる。だから、ひたすら「沈黙」
をするしかないということ? スポーツジムで、ひたすら沈黙を保っているが、
これが面白い。無言も、一つの独特の態度。 そこには様々な態度がある。
・・・・・
3954, ファイナル・クラッシュ ー6
2012年01月22日(日)
* 日本経済の行方 「ファイナル・クラッシュ 世界経済は
大破局に向かっている!」
≪ 著者ヒューゴはファイナル・クラッシの主因を大西洋両岸のイギリス、
アメリカの浪費型経済システムと見ている。まずアメリカ、そしてイギリス
を含むヨーロヅパが完全な機能不全に陥って、日本を含むアジアも経済的な
破局に巻き込まれる見通し。しかし、日本経済を振り返れば、アメリカ以上に
借金頼みのいびつな形となっていることは疑いない。「アジアの成長が止まる
ことも、あるいは崖っぷちで踏みとどまっているアメリカとヨーロッパの
経済が足を滑らせて恐慌状態に転がり落ちることも世界経済全体がファイナル・
クラッシュを迎える引き金となるだろう。そして世界にはもう一つ大きな危険
要因が存在する。日本である。私の予想では日本政府はもう一段階の格下げに
あい、アメリカ政府に先駆けて財政破綻する。その後、日本に引きずられて
アメリカとヨーロッパ諸国も同じ道をたどることになる。アメリカ先行ではなく、
日本がアメリカを引きずり下ろすのだ。この点が著者ヒューゴと私の見解の相違
である。もっとも違いといってもシナリオが違うだけ、最終的な結末は大差ない。
日本経済の抱える問題を、世界では「ジャパン・プロブレム」と呼んでいる。
懸念されているのは、日本政府の財政状況。日本政府の負債は、財務省の発表
によれば二〇一〇年度末で九二四兆円。 OECD(経済協力開発機構)の推計では、
二〇一一年にも国内総生産比で二〇〇%を突破し、さらに今回の震災の復興費用
により二三五%になると言われている。また、政府の歳出が税収の二倍を上回る。
そういう国は長くは続かない。しかも日本政府はこれから震災復興を理由として、
今以上に支出を増やそうとしているのだ。日本では報道されていないが、
海外では今や日本政府の財政破綻こそ、世界経済の最大の懸念事項なのである。
IMFの発表を見ていても、東日本大震災は世界経済の撹乱要因、危険要因と
みなしている。ただでさえ弱っていた日本経済を震災が破錠させ、それがさらに
世界経済のメルトダウンの引き金を引くことを、欧米先進諸国は恐れている。
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01月22日(月)
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