ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5918,閑話小題 〜帰りの宇宙船内で
にもなってしまう。これまでの記憶のありようを現在の主観的経験で変えようと
するのが、「語り直し」である。 ーその辺りから
《 その人の立ち位置によって、同じできごとでも違って解釈できる。だから、
過去のどんなできごとも、必ず違ってみることができることを、肝に銘じて
賜おくことが必要だ。その上で、ある過去のできごとについて意味づけを変える
ために、そのできごとを、それまでとちがうことばで語り直さなければならない。
世間には「時間が癒す」という言いまわしがある。ここで、見過ごされがちな
ことだが、「時間が癒す」のは、単に時間が過ぎ去るからではない。
時間が過ぎ去る間に、人はそのできごとについて何度も考え、悩み、さらには
新しい経験をする。このことによって、元のできごとの意味づけ、語りかたが
変わるからなのだ。 ・・(中略)
「記憶をつくり変えたり、それを遠ざけるのは無理なことである。・・(略)
しかし、―つねにー私たちは、自分の苦悩、自分自身の内的経験、自分自身の
精神の経過を処理しているわけである。それは、過去とよばれる客観体ではなく、
現在とよばれる主観的経験である。変える必要があるのは、誰か他の人間では
ない。最も大きく影響されているのは、私たち自身である。記憶をぬぐい去る
ことはできないが、記憶の有りようを変えることは可能なことを、私たちは
知っている。」・・ 》
▼ 現在、連続シリーズで書き始めたのは、「語り直し」だが、それより、
全く忘れていた記憶の書き加えが多くなる。それが、書き直しということだが、
太い幹の記憶から、忘れていた細い幹と小枝と葉っぱ記憶が出てくる。
その記憶が新たな気づきを喚起する役割なってくる。若い時分は、誰も経験も
知識の絶対量が足りなく、ただ漠然と日々を過ごすしかなかった。あるのは、
何とかなるのでは?という、儚い想いだけ。語り直しは内省そのものになる。
・・・・・・
4456, 一日5分「簡単ヨーガ」健康法 ー4
2013年05月29日(水)
『一日5分「簡単ヨーガ」健康法』ー番場浩之著
* 1日目 "胸を開いて積極的に
A・完全な呼吸法をする体位……40
1、基本体位=仰向けに寝て、脚を少し開く。両手は臍の上に置き、
親指と一さし指で三角形を作る。「静かな一息」−>「軽く一息」で息を
出し切りながら、足の甲と膝裏を十分に伸ばす。顎も引いてウナジも伸ばす。
2、お腹と脚を緩めると自然に息が入る。さらに「深く一息」を入れながら、
万歳をするように両腕を左右45度に開いて上げ、手指を開いて肘を伸ばす。
次に、膝裏を伸ばしながら、足先を手前に引っ張るように足裏を反らし、
足指も充分に開く。この状態を保つ。
3、ゆっくり息を出しながら、手を元に戻して「基本体位」で「軽く一息」。
4、もう一回、1〜3を行い、最後に「軽く一息」−>
「静かに一息」−>「各自の一息」で整える。
B・背骨をねじる体位(腕で半円を描く)……47
1、基本体位=仰向に寝て両足を揃え、手のひらを上に向けて腕を横に伸ばす。
次に右手を左の手の平に重ね合わせて左脇を下に横向きになる。次いで右膝
を曲げて床につけ、足裏を左膝上部にあてがう。右腕を顔前の床に伸ばし、
左手は右膝にあてがってしっかりつかむ。
2、「静かな一息」−>「軽く一息」の後、「深く一息」を入れながら
右腕を垂直に上げ、腰を入れる。このとき、入息に合わせて指先は
きちんと揃え、肘もまっすぐ伸ばす。
3、息を出しながら足指を握り、左膝裏を伸ばして腰をしっかり入れて意識
しながら、右腕を背中側に押し倒して背筋をねじる。ここで、出息に合わ
せて、足先から手指先までの「大地のアパーナ気」の流れを感じながら行う。
(膝が床から浮かないように注意し、首もねじって右手先を見ながら行う)
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05月29日(月)
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