ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5915,『しあわせ仮説』 ー12  〜 「純粋な悪」を、私の中にみる
込まれたヘルメットもあった。それらは、自転車専門チェーン店も販売してない。
 情報化は、あらゆる業態の既存のシステムを根こそぎ破壊している。
   * カースト制度
 インドに行ったときに、まず疑問に感じたことが、『何故、カースト制度が
三千年も存在し続けたのか? 階級間の争いが起きなかったか?』であった。
それに対して、階級が高いアーリア人のガイドが曰く、『それぞれ階級には、
その下の階級が存在しているので、上からの差別を、そのまま下にするため、
バランスが取れている』と、平然と話していた。平等は分かっているが、肌の色、
人種、宗教上からして、アーリア人が、それ以下の人種と混血にさせないため、
つくり上げたヒンズー教。分かってはいても、階級を容認するしかない、という。
考えてみたら、自由、平等、博愛の理念は理想であって、現実は、その逆。
日本のような島国では、実質的なカースト制度が長年かけて構築されている。 
 笑い話?に、『平等の理想が困難なのは、みんなが自分より上位の人間との
平等を願うから!』がある。 なるほど、確かである。その希求は、思いの他に
強いものがある。そのため、下方ほど、他人の粗探しに精を出す「世間びと」
になる。が、それも、差別。『世間虚仮、唯仏是真』というが、せめて、自分も、
「世間びと」の自覚を。ところで、老いるたび、社会の隅に押しのけられていく?
・・・・・・
4820,閑話小題 ー22年ぶりの車選び
2014年05月26日(月)
  * 22年ぶりの車選び
 日常生活の中で、TV、パソコン、車の位置づけは大きい。
この年齢になれば、便利で、面白そうで、実利的であることが第一になる。 
年金生活者ということがあるが、これが最後の車の買物?となると、大いに
迷いが出る。しかし、選定のための中古車センターまわりは、なかなか面白い。
 22年間、乗っソアラの車検の見積で、修理費など30万といわれていた
経費がマフラーの交換が加わり、50万以上の見積になった結果、急遽、買替え
を決め、先週、連日、市内と見附と三条の中古車センターをまわった結果、
メーカー直の販売所に比較的良い車があることを知る。まず、ソアラ・クラスの
三ナンバーの大型車か、普通車のセダンか、スポーツタイプかと判断に迷った。 
まわって思い知ったのは、22年も乗っていた車より、どの車も、遥かに良い!
ということ。「このソアラは当たり!」という思い込みが、過剰に縛られる
ことになっていた。
 日産とトヨタというと、先代のソアラと、その前のコロナを加えると、
35年以上もトヨタ車を乗ってきたため、トヨタ系を選びたくなる。 
また、車は家内名義になるため、どうしても最安の選定に引っ張られる。
こういう時に、偉そうなことをいっても、森の生活とサバンナの年金生活の差
が出てくる。歳からして、あと?年しか乗れないから、可能な限り良いものか、
逆に安いものか、大きな迷いになったが・・ 何の制約もなければ、年齢を
考えても、トヨタのスポーツ車にするが、中古でも結構な値がする。
今更、遠出も、スピードも出さないため、考えた末に止めた。
 で、決めたのが、トヨタの「マークXジオ」、走行距離57千キロの格安
のワゴンタイプ。一応スタイルも気に入った上に、実用的が判断基準。
オーナーは、もちろん家内。で、ますます頭が上がらない。産業廃棄物とは、
よく言ったもの。で、車選定も一歩手前の己と似たのを探し出す!
・・・・・・
4079, 老いの見本帳ーダークサイト −3
2012年05月26日(土)
      「老いへの不安 歳を取りそこねる人たち 」春日武彦(著)   
  * 第一章 孤独な人       
 孤独は、老人に一番、似合っている。老いれば老いるほど、人間は頑固に
なると同時に、愛想がなくなり殻に篭るようになりがちになる。この章で紹介
している老人は、比較的強い人たちで孤独の世界にドップリとつかっている。 
私も長く生きるほどに、この中の誰かに似た人になっていくのだろう。

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05月26日(金)
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