ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[384221hit]
■5640,女はギャップ 〜②
総人口1億2600人として、37世帯に一軒が1億円の現金を持っていることになる。
「40軒弱の世帯が一億の現金を、その70倍の2700世帯に一軒が10億の現金を
持っている」と、家内の反応をみたら、「そんなにいるはずがない!」と
取合わない。 地方の最もマイナーの経済地域にいることもあるが、大学の
友人を見ると、有り得ること・・
33年前の私の創業時の手持ち金額が1億。手持ちの土地が1億で、合計2億。
それに1億8千の借入で、総計3億8千が、最初のホテルの投資額。これが創業
としてのロットとすると、こんなもの。 ホテルは創業は華々しいが、一度、
投資をすると20年〜30年かけ回収する地味な装置産業。結果からして、10年を
節目で売却、転身すべきであった。その辺りが私の限界である。事業年齢から
みて30年経過後の老衰死。 残ったのは、家内名義の自宅と、家内名義の
幾ばくかの預金と、何とか人並みに過ごせる?二人分の厚生年金分。
子供が本気で事業を望めば、自宅を売却して何とか・・ だが、子供も家内
にも、「家のために」「自主独立のため独立」とかいう気が全くない。
それより世界恐慌の本番に向け、下手に事業などしない方が得策。ところで、
100億、いや10億の現金があったら、何をしたいか? 今さら、何もない!
50歳代までに遣り尽くした感があるので、今さらハワイかシンガポールへの
移住するのも面倒。京都か、軽井沢近辺に住みたいとも思わない。
あとは人生をスキップしながら、適当に生きていければ充分。
世界恐慌の最中、衰退する地方も面白いと思えばよい。
08月24日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る