ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5448,人生で最も大切な技術 ー21 幸福の社会学
もらったが、一年で亡くなった。父は亡くなる直前、「あれほど苦しむなら、
死んだ方がまし、同じならしない方が良かった!」と、こっそり打ち明けた。
死ぬ間際の肉体的苦痛は、それは酷く、「結果はどうであれ、モルヒネを
うって苦痛を止めてくれ」になっていた。 がん死か、痴呆老人になって紐に
繋がれ死んでいくか、どうするか?と言われたら、私は前者の選択になる。
酒の飲みすぎの罰として、モルヒネの効きは飲んだ量に比例して悪くなる。 
神は生きていたくなるほどの苦痛を与え、天に召されるようだ。だから
生きている内、五感と肉体がしっかりしている内、楽しめる内に、積極一貫
に生きるしかない。成るほど、後ろに感じた死神が、そろそろ横並びになり、
数年後は正面から? 死ぬべき時には死ぬが良い!ということ。
・・・・・・
4352, 書くことが思いつかない人のための文章教室  ー4
2013年02月14日(木)
    「書くことが思いつかない人のための文章教室」近藤 勝重 (著)
  * 独自の視点の手立て ー納得/共感/驚き・不思議
 以下は、著者が新聞や雑誌の切り抜きを、「なるほど、納得したり、そう、
そのとおりだ、と感じ入って共感したり、そんなことができるんだ、と驚いた
ことなど」を、納得/共感/驚き・不思議三つのファイルにした中から
選んだ抜粋。分かりやすく納得する。
≪ �納得 ー漫画家・黒鉄ヒロシー たとえば酒場で男女が別れ話をしていて、
 どっちの話を聞いても真実がわからない。 そこにバーテンダーが、
「2人ともバカなんですよ」と言われて問題がす〜と氷解することがある。
 取り入れなければならないのは、このバーテンダーの視座でしょう。
  �共感  ーホスピス医・徳永進ー  日常生活ほど幸せを作るものはない。 
 勤務医のころ、「死の前にしたいことは何ですか」と聞いたら、
「道を歩いてみたい」と言った女性がいたんです。きっと素晴らしい道に
違いない、とついていったら、ありふれたアスファルト道路。右に曲がると、
スーパーがある。いつもの買い物をしてご主人の酒のつまみを作る。
日常が命を支えてるんです。
  ーエッセイスト・岸本葉子ー  覚えている景色があります。
手術して一年もたたない夏の日、マンションの猫の額ほどの庭に下り、草むしり
をしました。汗をかき、終わってきれいな庭を見たらとても満足感がありました。
草むしりとがんは直接関係ありません。しかし、その時「ストレスの原因を取り
除けなくても、スーレスを軽減することはできるのではないかと思いました。」
 �驚き・不思議  ー明治大学教授・諸富祥彦ー(若いころ、ドン底の気分で、
電車にび込みそっになった。どうして思いとどまることができたを自ら語って)
心理学を勉強していてよかった。脱同一化という手法です。一歩下がって自分を
眺める。例えば、「死にたい自分はそこ、私はここ」と、大きな声で言うのです≫
▼「独自の見方」も3つに分類しておくと、自然とテーマが浮き上がってくる。 
 驚き・不思議の意識を持ち世界や、ネットを見れば、数限りない情報が広がる。
そして、共感し、納得する。驚き、感動する心こそ最重要になる。「納得/共感
/不思議・驚き」のキーワードを頭の棚につくっておき、目にふれた情報を、メモ
するか、切り取り、ファイルすれば、テーマのネタ探しのベストの習慣づけになる。
・・・・・
3977, 人生を振り返る時節に
2012年02月14日(火)
 還暦を過ぎ60代半ばを越えて、そろそろ人生の整理に入る時節に入った。
一年近く前に会社も倒産し、事業人生えを終えてしまった。後悔も、未練
も全くないのが自分でも不思議である。しかし時間に余裕が出来、気持ちも落ち
着いた現在、人間は時代の波に漂う存在でしかないことに思いやられる。
 出身の長岡市が生まれる直前の戦災で、両親も含めた我家全て焼け出された。 
子供の頃の記憶は3歳位から始まるというが、私は生後三ヶ月から始まっている。 
大人数の中で育ったこともあるのだろう。 長岡の商店街の真っ只中で何時も

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02月14日(日)
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