ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5357,閑話小題 〜大学の同級生が次々と!
が「君は一万札を・・」の主旨。著者が10年かけて3億の現金を持ってみて、
社会構造が金持ちに有利で出来ていることを実感した!という。バブルの頃、
会社の預金を含めて3億近く持ったことがあるが、豊かさの実感はゼロ。
そして、今は色いろあってゼロだが、貧しいとも思わない。
やりたい事を、しつくした手応えがあるのと、年齢もある。
しかし世の中、8割がたは、金で解決できる厳然たる現実がある。
残りの2割に、人生の8割の価値があるというが・・・
・・・・・・
4260, しまった! ー9
2012年11月14日(水)
* 人は誰も人並み以上と思うもの ーしまった!
「失敗の心理」を科学するージョゼフ・T・ハリナン(著)
色いろな挫折体験から学んだことは「自己能力の限界の設定」。しかし、
その設定さえも間違えてしまう。それだけ、自分のことになると見えない。
若い女性の場合、これが極端に出る。若いだけで周囲が特別視するが、それは
束の間のこと。そこで若さを失うにつれ表面的な化粧や衣装で若く見せようと
するが、その衣装と化粧代は膨大になる。自分を人並み以上と思うのは、
まだましで、特別な存在と信じて疑わないのがあまりに多い。
ーその辺りを抜粋し考えてみるー
≪ スポーツジム会員は、自分が期待する回数の半分程度しか通っていない。
大半は回数券の方が得なのに会員権を買っている。統計からみると、
月会員の八割ほどが、利用ごとの支払いにしておいた方が得という。
何故そうかというと「要するに自信過剰。自分が出来ると思っていることと、
実際に出来ることを混同している」のである。その原因の一つに、ジムに
行かない理由を、何かのせいにすることが多い。そのため、フィードバックが
効かなっている自覚が無くなってしまう。同じような結果が、兵隊の射撃の
予測と結果に現れている。大方の兵隊は射撃がうまいと思っているが、
実際に射撃をすると、大きな差が現れる。75%が予測より下で、25%以上
が、あまりに下手で不合格の成績に終わっていた。
気象予報官についても、経営者についても、同じ。奇妙なことに課題が難く
なる職業ほど、自信過剰のレベルが下がるのではなく上がる傾向にある。
困難が過大になるほど、自信過剰がもっと高まるのだ。・・・どうして、
このような自信過剰過多の幻想が出てくるのかというと、情報の持つ魔力、
というのが答えである。情報を読めば読むほど、知識が増えたと勘違いをする。
だが、実際には、そうとは限らないのである。それは見聞ではなく、
自信が増しただけ。情報化過多の落とし穴が、そこにある・・・ ≫
▼ 自信過剰自体は問題がないが、現実の自分に出会ったときに歪みが出て、
それが他人の弱点を見つめ攻撃に向かった場合、それは回りまわって自分に
返ってくる。それが嫉妬や怒りに転化して怨恨になっていく。だから不幸が
ついてまわる人には近づかない方がよい。あるいは自分が不調な時節には、
孤高を守るべきである。不幸タイプの人は、必ず、その正体を現し、恩を
仇にして返す。それを品性の低さというが、それが更に自らを貶めることに
気づかない。「人並み以下の人ほど、自分を並以上、いや特別な存在」
と思うもの。だから、お世辞が人間関係の円滑油になる。逆にいえば、
恵まれてない人ほど注意し大事にしなくてはならないことになる。
特に若い女性と青年と熟年には・・ そうすると自分を大事に扱わなければ。
・・・・・・・
3885, 平等と公平
2011年11月14日(月)
最近、平等と公平に対する議論を多く目にするが、その辺の哲学か理論
があるはずと思っていた。ところが、小川仁志著「人生をやり直す哲学」の
中で、ロールズの『正義論』が紹介されていた。その概略というと、
≪ ロールズは、ハーバード大の教授で、アリストテレス以来の政治哲学の
復権を図った人物で、その『正義論』は、その後の正義に関するあらゆる
言説、あるいはリベラリズムの議論の機軸になったと言われている。
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11月14日(土)
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