ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5235,NHKスペシャル「腰痛」治療革命  ー①
≪『ブリッジ』(原題:The Bridge)は、2006年に公開されたアメリカの
ドキュメンタリー映画。社会の禁忌としている『自殺』をテーマにしている。
観光の名所のゴールデンブリッジに1年間カメラを設置し、自殺者の様子をカメラ
に収めた。後に遺族にインタビューをし、そこから自殺を図る人々の様子を映し
だそうとしている。映画では24人が、橋から66Mの高さから海面に向かって飛び
降りている。監督のエリック・スティールはこの映画を取る際、映画の宣伝効果で
自殺者が増加しないように極秘に行っていた。また、橋の柵に足をかけたら管理局
に通報することをルールとして定めていた。映画は主に橋とその周囲の日常を撮影
した風景、自殺者の飛び降りるシーン、遺族や友人、目撃者へのインタビュー、
遺書などから構成されている。中でもインタビューの映像が多く、自殺者の情報は
インタビューの情報でしか語られない。自殺者の多くが精神的な病やトラブルを
抱えていることがその中で分かる。≫
▼ 2006年の時点で、この橋からの自殺者は年に24人もいるというから、
 全員撮ったことになる。次から次へとブリッジから飛び降りるが、躊躇して
いるうちに警官や近くの人に、取り押さえられた人が数人いた。生死の問題も
あり、それぞれの人生が浮かび上がる。ゴールデンブリッジという名所が、
ロマンチックな気持ちを駆り立て、志願者が国内から集まってくる。県内なら
新潟の万代橋が河口に近いため海に流され、死体が上がりにくいとか。
人知れず消えている人がいるのだろう?テーマがテーマだが、決して後味が悪く
ないのは、シリアスすぎて、実感がわかない為? 死ぬには死ぬ理由があるはず!
・・・・・
2012年07月15日(日)
1129, マネー大動乱  ー2
     「日本と世界を直撃するー マネー大動乱」増田悦佐著
 アメリカの金融業界と他の産業の格差は二倍。そして製造業が商業より三割高。
日本もアメリカほどでないとして同じ傾向にある。最近では公務員が民官に比べて
2〜3割以上も高いことが問題になっている。強い立場を利用して御手盛りをして
いるのである。情報化もあり、一強多弱の傾向が全ての産業で強くなってきた。
日本の自動車業界も日本資本はトヨタとホンダぐらいしか残っていない。
家電にいたっては総崩れの様相になってきている。グローバル化は世界各国の
垣根を超えた戦いになり、一強しか生き残れない事態になる。
 ー第二章 アメリカの金権社会は、荒治療でしか直せないー
  * 産業間格差と、一業界一社の時代
≪ 日本の金融業界の給与水準は、その他産業の20〜30パー増しくらいである。
これがアメリカだと、その他全産業の倍。20〜30パー増しではなく二倍なのだから
驚いてしまう。製造業と商業の給料ベースを比べると、日本では製造業が商業の
15〜16パーセント多いだけだ。これがアメリカになると、製造業は商業よりも
30パーセントは高くなっている。あらゆる職種について給与水準の差が大きい
のがアメリカの特徴なのだ。当然、給与がいい産業には誰れもが殺到するから、
どうしてもその産業は慢性的に人員過剰になる。いくらでもスペアは利くから
リストラもしやすい。逆に、低賃金のところは慢性的な人手不足になりがちだ。
人手不足だから時給を上げて人を手当をしようとすると採算割れになるので、
他ではどこにでも採用されそうもない低賃金労働者で久場を凌ぐしかない。
移民には絶好の勤め口だが何時までも経っても生産性が低いままだ。
結局、会社ごと産業ごと衰退してしまう。アメリカに比べると、日本はどの
産業を見渡しても収入に大きな格差がない。人手不足も人員過剰も極端ではない。
それでいながら採用する会社側は「人員過剰の人手不足時代だ」と愚痴をこぽし、
雇われる側は「天職に転職したい」と夢ばかり追いつづけている。どちらの陣営
も自分たちがいかに恵まれた環境にあるかご存じないが、一般庶民が夢を追い、
高い要求水準を主張しつづけられるのは文句なくよいことだ。
 参考までに、お隣の韓国は教育水準がますます高くなっている。

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07月15日(水)
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