ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5229,閑話小題 〜中国経済が変と言われてきたが、ついに?
驚き、怒りさえ感じた。商売柄、津波の到来が早い立ち位置にあっただけだが。
ニーチェは「ハエ」と表現したが、私は「シラミ」である。そういう私もシラミ
だが、ただシラミを自覚している。いや自覚できないのがシラミだから?
私は?・・ だから、そろそろ気持ちに余裕が出来て、改めて見渡すと、
危険度が増しているのが分かる。民主党も酷いが、自民党も酷い。あの戦犯の
二人が首相と副首相になり、更に悪い間違いをしようとしている。その付けを
支払うのは国民である。その自民党に国民が多く支持いているのだから。
確かに政治的にみて憲法改革は必要。甘い餌で釣ることもありだが。
怒るには覚悟がいるが、怒らないことにも覚悟がいる。その場をともかく
遣り過し、タイムラグを置く。 そのため「シラミ」と頭の中で繰り返す。
これが一番、効果があるが、「三ヶ月に一度は、嫌なことはあるもの」と覚悟。
面白いもので慣れ。シラミ、ハエは事実は事実であると確信すると割り切れる。
「娑婆娑婆」である。その意味で、この経験は私の人生の物語にとって必然
だったことになる。 受け止め方の問題でしかないが・・
・・・・・・
4123, 予言の書「日本の自殺」 ー11
2012年07月09日(月)
* 戦後民主主義の弊害
アメリカに与えられた擬似民主主義を、現在でも大事に守っている府ぬけた
日本も、ここまでくると呆れ果ててしまう。まずは憲法改正と、原爆所持は最低
条件である。そして海洋国家として空母を7〜8艘の配備をすべきである。
決して極右的発想でない。 中国と北朝鮮が隣接して隙を伺っている現実が、
その必要性を求めている。この国民では無理だろうが・・・
ー次の箇所が正しく疑似民主主義の徴候を書き出している。
所詮は、アメリカに充てがわれた民主主義国家。
【 平等主義のイデオロギーに限らず、「戦後民主主義」という名の疑似民主主義
のイデオロギーは、すべて現代1975年時の日本の「自殺のイデオロギー」と
して機能している。それをわれわれが疑似民主主義と呼ぶ理由は、それが民主主義
本来のあり方とは似て非なるものだからである。それは混沌とした意識にとっては
確かに民主主義と大変類似したものに見えるかも知れないが、決定的に重要な
いくつかの本質点において、本来の民主主義とは明確に異質のものだからである。
〜疑似民主主義は次のような幾つかの特徴を持っている。病理診断の言葉を使う
ならば、これを疑似民主主義の徴候群と呼んでもよい。
* 疑似民主主義の第一徴候群は、その非科学的性格である。疑似民主主義は、
イデオロギー上の独断的命題の無批判的受容から出発する。
そのドグマに従って行動するなら、必ずや全人類の解放が実現され、
一切の社会問題が完全な解決をみるであろうと、そのイデオロギーは主張する。
その命題は唯一、絶対的なものであり、完全で、誤りなきものである。
問題の鍵は、どれだけ多くの大衆が、どれだけ強く、また熱烈にこの福音を
信ずるかにかかっている。 「信ぜよ。さらば救われん」なのである。
* 疑似民主主義の第二徴候群は、その画一的、一元的、全体主義的性向である。
多数決原理の誤った認識の仕方に端的に示されている。疑似民主主義は本来、
多元主義のための一時的、かつ極めて限定された調整のための手段、便法として
工夫された多数決を、一元主義、画一主義、全体主義のための武器に巧妙に転用
するのである。 多様なものの見方の存在を否認する方向で作用することになる。
* 疑似民主主義の第三徴候群とは、権利の一面的強調の仕方にある。
疑似民主主義にとっては、義務も責任もどうでもよいことである。
できるだけ権利、権利と主張し、取れるだけのものは取り、しかも
義務と責任はできる限り拒絶する。
* 疑似民主主義の第四徴候群とは、批判と反対のみで、建設的な提案能力に
著しく欠けるということである。個人や社会のアラ捜しをすることは、
易しいが、問題解決の提案は骨の折れることであり、責任も生じる。
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07月09日(木)
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