ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5101,悪夢の21世紀 ー6
 ▼ プロの書き手には、それなりの定石がある。量を書けば良いのではない。
  量から質を高めるには基本が必要になる。定石を知っているといないとでは
 大きく違う。「現在」を基点に、「過去」そして「未来」の順を意識する、
 しないのとでは、大きく違ってくる。この12年間で、論理脳が出来てしまった
 ようだ。 ああでもない、こうでもないと、独りで言葉を組み立てている。
 感じ取り、思い、考える。これを自動的に脳内で誰もがしていることだが、
 問題は文章化をして残すかどうか。 「で、残して、どうなるの?」という
 問いには、「どうも、こうもなりません!」

・・・・・
3995, 宇宙は本当にひとつなのか ー2
2012年03月03日(土)
        「宇宙は本当にひとつなのか」 村山斉著
 先日、「 宇宙論のコペルニクス以来の大転換 」について書いたが、
そのタネ本が、この「宇宙は本当にひとつなのか」。私にとって、世界観が
ひっくり返るほどの驚きである。オーバーにいえば夜半に目がさめ、これを
考えると息苦しくなるほど。宇宙の果てがあるかどうか、時間の始まりが
あるのか、神の存在とは、自由とは何か、どこまで自由になれるのか?
などの問いは、この本を読んでしまうと根底から揺らいでしまう。
前提が宇宙がひとつ、だったのが、10の500乗の宇宙の存在の可能性を
突きつけられれば、今までの宇宙論と、世界観は何だったのか?になる。
コペルニクスの地動説が事実と知ったキリスト教徒のようなもの。 
 これは万物の存在に根底から問い直しを迫った宇宙論になる。
「 宇宙で原子でできている目に見える物質は5 %に満たず、残りの約23 %
は正体不明の暗黒物質(ダークマター)と、73 %の暗黒エネルギーが占める。
それが、どうもあるらしい。ということは、宇宙の約96%は正体不明で、
それらは他の宇宙から、私たちの宇宙に流れ込んできている 」という途方も
ない説。まず「 第一章 私たちの知っている宇宙 」から、幾つか書き出す。
 * 私たちの知っている宇宙
・ 地球が太陽の周りを回る速さは、秒速 30 km。
・ 星の成分は光を分析することで解る。温度が高い場所ではどんな物質でも
  ガスになる。光がガスの中を通るとガスにより決まる波長が吸収される。
  このスペクトラムの欠けで元素がわかる。
・ 宇宙の年齢は137億年。宇宙が膨張して38万歳のときに電子と原子核が
  くっついて光が真っ直ぐ進めるようになる(宇宙の晴れ上がり)。
  このときの光が宇宙背景放射である。 地球の年齢は約46億年。
・ 2006年8月に冥王星は惑星から準惑星に格下げになった。光の速度で4時間。 
  月は7分。 太陽系の中で恒星は太陽だけ。次に近い恒星はケンタウルス座
  プロキシマ星で4.2光年。 我々の天の川銀河には約2000億個の星がある。
  太陽系は中心から28千光年離れた端に近い場所にあり、天の川銀河では、
  まだ若く星や惑星が生まれている。太陽系は銀河の中心を秒速220kmで動く。
・ 銀河団より広い6.6億光年でみると、銀河は一つの点になり、線のように
  つながったフィラメント構造と空洞になった泡になる。
  これを宇宙の大規模構造という。
・ 60億光年くらいの範囲で見ると、宇宙はだいたい均質で同じような性質を
   もっている。 これを宇宙原理という。
・ スイス・ジュネーブ郊外の地下一周27kmの世界最大の加速器「大型ハドロン
  衝突型加速器」でビッグバンを再現する実験を行なっている。ここでは、
  ブラックホールをつくる計画があり、できれば4次元以外の次元、つまり、
  異次元があるという証拠になる。そうすれば、異次元の中を運動する物質の
  暗黒物質の正体もわかるかもしれない。
▼ この数年来で最も面白く、ショックを受けた本である。このところ、
 ショックのことが多い。異次元世界、いや異次元宇宙があるとはね。
・・・・・・
3629, 閑話 小題ー二題
2011年03月03日(木)
  * クライストチャーチ

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03月03日(火)
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