ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[406119hit]
■2538, 一神教vs多神教
人は誰でも、自分の中にアーティストの子どもを住まわせている。
その子どもを大切に養い育てれば、
創造的な生き生きとした人生を送ることができる。
どうすれば自分の中のアーティスト・チャイルドを育てることができるのだろう。
その疑問にきわめて具体的なプランをもって答えてくれるのが本書
『ずっとやりたかったことを、やりなさい』(原題『the artist’s way』)である。
著者のジュリア・キヤメロンは十五年以上も前から創造性のワークショップを
手がけており、本書はそのワークショップの豊富な体験を元に書き起こされている。
彼女自身、映画の脚本や監督を手がけ、『ワシントン・ポスト』
『ニューヨーク・タイムズ』『ローリング・ストーン』などに、
いろいろな論説を載せているアーティストだ。
本書が最初に出版されたのは一九九二年のことだが、ほぼ十年近くたった現在でも、
ベストセラーの上位に名を連ねるほどの人気ぶりをしめしている。
自己啓発書としては、この十年でおそらくもっともよく売れている本の一つだろう。
なぜそれほどの人気の高さを維持しているかというと、本書に掲載されてい
るプログラムを実践した多くの人々が、その効果を公に認めているからである。
世界最大のインターネット書店「アマゾン・コム」のサイトにも、本書によって
創造的な自分に目覚めたというメールが多数寄せられている。
日本でもよく知られている映画監督のマーティン・スコセッシは、
本書が自らの創造怯に触れるための貴重なツールであることを保証している。
しかし、本書で取り上げられている「創造性」が、「芸術家」だけがもてる
特別な資質ではないことを断っておきたい。
自由を保障された一人ひとりの人間が、個性的に自分らしく生きていくために
欠かせない資質として、著者は「創造性」を位置づけている。
自分をいかんなく発揮して生きるための必須の要素と、創造性をみなしているのだ。
そのような意味で、本書はより充実した人生を送りたいと思っている
すべての人に向けて書かれたものだといっていい。
本書はきわめて実用性の高い本である。
全体が十二週間の創造性開発のプログラムに分けられており、
読者が最初に紹介されている基本ツールを用いて、
自分一人でプログラムをこなしていける体裁になっている。
実際にどのように進めていけばいいかに関しては、本文に書いてあるので、
参考にしていただきたい。
何人かでスタディー・グループを組み、
いっしょにプログラムを進めていく方法もある。
本書の翻訳は、長い時間をかけて探求してきたことを再確認する貴重な機会になった。
と同時に、自分の中で漠然としていたものの多くが、本書を通して、
より明確になったような気がする。
とりたてて創造性というものを考えたことがない方でも、
本書のプログラムを実践してみれば、生き生きとした自分を取り戻す
きっかけになることを発見するだろう。
自分をもっと発揮して生きたいと思っている方は、
それぞれの生活の場で、ぜひ本書を実践的に活用してみてもらいたい。
菅 靖彦
− つづく
ε(´',_c')зβyё
ーーーーー
2005年03月16日(水) 1443, 孤独について−4
「孤独であるためのレッスン」
NHKブックスー諸富 祥彦 (著)を図書館で借りてきた読んだ。
過去に4回、随想日記に「孤独について」書いてきた。
この本はより掘り下げた`孤独であるためのレッスン'が主テーマである。
今流の言葉でいうと、「孤独力のつけ方」が大筋である。
「孤独力」には、
・消極的な意味では、自分が他人の目に左右されずに生きる能力。
・積極的な意味の「孤独力」は、自分自身と深く対話することの出来る能力。
深さの次元が、ここでは問題になる。
[5]続きを読む
03月16日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る