ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■[217] 夫婦別姓
これはただ「家をきれいにし食事を整えておく」というだけでなく、
「臨機応変に判断し、
必要に応じて速やかに対処する」そして「受け入れる余裕がある」
という意味を持っています。私の好きなイタリア語の一つです。

 主人と結婚する前には、イタリアの女性というと
「個人主義で情熱的で自由奔放で自分の欲望のままに生きる」と
いったイメージがありましたが、踏み込んでみると、
そこには違った女性たちがいました。主人の母もその一人です。

家は埃もなく気持ちよく整えられ、服は洗われアイロンがかけられ、
傷んだものは
繕われ、丁寧に着られています。これだけ家や物事を維持していく
のは大変なことで、毎日ほとんど一日がかりのようです。
でも不思議と悲壮感や倦怠感は感じられません。

自分もきれいでいようと、気持ちの良い服を着てきれいな身の
こなしで家族のために仕事を進める義母はやるべきことをやっている
人だけが持ちうるオーラのようなものに包まれています。
「身じまい」とか「しつらい」という言葉が思い出されました。

生活のすべてが「そうしないと心地悪い」というような確固とした
美意識と家族への愛情に支えられているのです。

 「子供ができて、私は、私の人生からひきずり降ろされた感じがする」
と言った女性がいますが、「そう思っちゃうのか、かわいそうだなあ」
というのが、正直な感想です。
女性(結局男性もですけど)の生きる場所は、社会だけではありません。
外の世界にばかり、自己実現の機会があるわけではないと思います。

 と、読み返すと、何かたいそうなことを述べたてておりますが、
実際には母である
ことはなかなか難しく、これで子供たちは幸せなんだろうか?
と不安になることもしょっちゅう…という三流母です。

 今後も、先生のHPを楽しみにしております。
奥様にもよろしくお伝えください。
私も「主人が待っているから」と帰るくちです。


11月06日(火)
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