ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■8118、閑話小題 〜何でまた、心筋梗塞、一歩手前 (2)
それに、老醜が加わるため、正にゾンビそのもの。要するに、小母さん、
小父さんの群れである。その時だけは、立派な評論家に変身して、尤もらしく
理路整然とした意見を持った自覚無しのゾンビに… 。
・・・・・・
7054,閑話小題 〜チョットした小噺!
2020年07月07日(火)
* チョッとした小噺
◉ アメリカ、ブラジル、南アフリカ、フランス、イタリアなどの市民が自撮り
した市民の声の特集が何とも痛ましく生々しい。下層階級ほど、生活の確保の
為の経済問題が直近の問題に。コロナ菌より怖い、金欠病菌からの防御!
そこには差別化の問題が。
<コロナ菌より、目先、一日を生き延びる方が重大問題!>の悲鳴が真に迫る。
コンビニに買い物に行って無事に家に帰ってくる方が、買出しに行った本人と
家族には重大事。日本とは、ほど遠い治安悪化の問題が前提に。アメリカは、
有色人種、取り分け黒人は、病院の前で門前払い!目に見えない国家システムが、
この異常の死者数に現われている。日本では健康保険が完備されて、自由に
病院に出入が可能だが、欧米社会はそうではない。今日明日、どう食つなぐかが、
ベース。黒人が白人警察官に絞殺された写真が拡散されて暴動になった。
これも偶然に写真に撮れられ拡散したため!黒人のオバマ前大統領とクリントン
女史対、白人至上主義の現大統領の対立が背景にある。アメリカは、欧州で食い
つめた白人の流民が建国した国。数千年の歴史を持つ中国とは違う。コロナ禍は、
この複雑な構造を炙り出した。日本、とりわけ地方の年金暮しとは事情が違う。
◉ 昨日の15時過ぎ、家内が近くのサエゼリアに友人とお茶のため、行った
ところ、ほぼ満室だと。間隔をあけるための席も消え、以前に戻ったとか。
私も午後に行ったスポーツジムも、以前の8割方の会員がいた。今さら部屋に
閉じこもる生活も、チョッとした切っ掛けで元に戻る。 コロナ禍は長期戦!
‘巣篭り’といえば、私が始めて9年と3ヶ月になる。
直に巣籠用スケジュールをたてて、実直に実行。 数ヶ月は、厳しかったが、
置かれた状況が、後押しをしてくれた。今では、この生活が当り前!
結果として、この結末が日々の生活に‘最善’とさえ思えるように。
考え方の角度一つで、どうとでも変わる!
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6687,閑話小題 〜島に辿りついた3人の兄弟の話
2019年07月07日(日)
『人生を狂わす名著 50』三宅香帆著
* 私は、島に辿りついた3人兄弟の話が好き。
何気なく借りてきた、この本の中で紹介されていた村上春樹の
『アフターダーク』の一節を読んで、驚いた。 著者が「現実」と「本」が
交差して、「現実」そのものが変えられてしまったと。成るほど!面白い話は
尽きぬ。 例え話は、鋭く真実をついてくる。
―
≪・三人の若い兄弟が漁に出て、嵐にあって流されて、長いあいだ海を漂流して、
誰も住んでいないハワイの島の海岸に流れ着く。 美しい島で、椰子の木が
生えていて、果物もたわわに実り、真ん中に高い山がそびえていた。
その夜、神様が三人の夢に現れてこう言った。
『もう少し先の海岸に、三つの大きな丸い岩をお前たちはみつけるだろう。
お前たちはその岩をそれぞれに転がして好きなところに行きなさい。岩を転がし
終えたところが、お前たちそれぞれの生きるべき場所だ。高い場所に行けば行く
ほど、世界を遠くまで見わたすことができる。どこまで行くかはお前たちの自由』
・神様が言ったとおり、三人の兄弟は海岸に三つの大きな岩を見つけた。
そして言われたように、その岩を転がして行った。とても大きな重い岩で、
転がすのは大変だったし、ましてや坂道を押して登るのはえらい苦労だった。
・いちばん下の弟が最初に音を上げた。
『兄さんたち、俺はここでいいよ。ここなら海岸にも近いし、魚もとれる。
じゅうぶん暮らしていける。そんなに遠くまで世界が見れなくてもかまわない』
といちばん下の弟は言った。 上の二人はなおも先に進み続けた。
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07月07日(金)
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