ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[387002hit]

■6655,読書日記 〜『遅刻してくれて、ありがとう・上巻』 −2
≪ ・効果の8割は努力全体の2割から得られるという紹介する法則は、いま
 一つピンとこないが、売上のほとんどは、全品目の2割から上がる。とか、
カーペットの摩耗は、殆どが、全体の2割に集中する。
 個々の数字は少々違うかもしれないが、世の中の動きが基本的に教えよう
としているのは、基本的に不均衡ということ。
・法則が示す結果は、知らないものには、魔法のように見えるだろう。
それは「最小の法則」と言われ元もとあったことだが…
  
  ―50対50の信念 vs 80対20の法則―
普通の知識で考えれば、費やされた努力と、得られる結果は、5分5分だが、
時代の進化は、これだけでは通用しない。簡単にでき、しかも好きなことを
すべきである。そうすれば、他人よりずっと有利になり、その分野の頂点に
たてる。80対20の法則で動いている世界は、この活用をしたものが、遥かに
大きな成果が期待できる。
  
  ―時間革命―
私たちが価値あると思うもののほとんどは、費やした時間のごく一部から
得られる。大いに効率を高め、より幸福になり、より稼ごうと思ったら、
その「ごく一部」を10,20と言わす最大限に増やさなければならない。
私たちの社会は時間に対する評価が、あまりに低いと!
 「時間管理など必要でない、必要なのは時間革命だ」
コッチは、「ほとんどの人は、的外れなことを、一生懸命やりすぎている」
という。大事な時間を、非合理的に湯水のごとく使っている。
  
  ―よく知ってることなら怠けても大丈夫―
たえず何かをして奮闘しているのに、結局、何もしていないのである。
コッチは、ドイツ将校のマトリックスを紹介し、「最高の将軍とは、ミスが最小
で、もっとも先見の明があり、有能でありながら怠惰な傾向がある者」と定義。
スターになるために不可欠なのは、「怠ける能力を磨く」ことだと述べる。
困難なことや、難しいこと、尊敬されそうなありふれたことより、簡単に出来る
ことに集中すべきである。 驚くべきことに、資本主義では、個人が自分自身で
あるというだけで成功し、豊かになれるようになっている。自分の能力を最大限
に発揮すれば、ごく小さいながらでも極めて高い価値ある独自の分野を自ずと
築くことになる。この法則は、野心と、悠然と自信に満ちた態度の組合せである。
内省的な思考、習慣にとらわれない時間の使い方、そして「快楽主義的な哲学」
を必要とする。「はたらくほど成功する」と考える私たちの文化において、
徹底的に虐げられてきたと、コッチは考え、やっていることを愛するほど、
その道に上達する出来、他人に役にたてるからだ。
コッチは、ジョセフ・フォードのある言葉を紹介している。
<神は、宇宙を相手にサイコロをふられるが、そのサイコロは細工されている。
いかに宇宙が「予測された通りに不均衡か」を教えることで、80対20の法則が、
私たちが自ずと有利に賭けられるようにしてくれる。好きでもないことに
長じるより、自分にしかない才能を充分に発揮するというのが重要なことだ。
そうすれば、秀でるだけに留まらず、傑出した存在になることができる。≫

▼ 改めて45年の細やかな事業人生を振返りって、有り余った時間を面白、
 可笑しく、使い切ってきた思いが残っている。多くは、外交的で、目先の
時間に追われて、怠ける機会も少なく、周囲の目線に気遣い、一生を終える。
そのことに気づきもせずに。それも人生だが… 『今・現在、楽しいかい?』
『これまで、どうだ面白かった?』の問いに『楽しい!』と心の底から言えるか?

――――
2003/06/29
『80対20の法則』ー読書日記
             リチャード・コッチ著 
  ー私の解説ー 
 数年前になるが、この本を読んだ時はショックであった。約100年前の
イタリアの経済学者パレートは、19世紀のイギリスにおける所得と資産の分布を
調査した結果、所得と資産が一部の人達に集中していることを発見し、2つの奇妙
な事実に気が付いた。「わずか20%の人達に資産総額の80%が集中していた」

[5]続きを読む

06月05日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る