ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6626,読書日記 〜『無知の科学』だって! −2
(p.56)、この種のジョークは類書の中では多くない方だろう。1か所、よくわから
なかったのは「直観と熟慮の区別は、西洋思想だけに見られるものではない(p.94)」
として、ヒンドゥとヨガの「チャクラ」について触れている個所。必要な言及か?
・カバーに「ビジネスパーソンの必読教養書」とあるけれど、教師・教育関係者
にもおススメ。「教育の目的は子供たちに一人で考えるための知識と能力を付与
することであるという誤った認識は排除すべきだ(p.237)」なんて、多くの教師・
教育関係者にとっては驚天動地の主張ではないか。
――
一説によると、人間の脳は1GB程度。文字情報ならともかく、映像や動画が記憶に
含まれていることを考慮すると、全然足りません。無知なのは当然でしょう、と
いう論理が面白ろかったですね。その少ない情報量を、実に器用に利用するのが
大脳だそうだ。
―
▼ バカの壁とは、「知ってるつもり」の思い込みの壁。人生80年で知りうること、
など僅かだが、それでも、可能な限り、知り、経験し、味わってこそ、人生。
カントは、
1、私は何を知りうるか
2、私は何をなすべきか
3、私は何を希望してよいか
など人間とは何かの「人間学」が根本であるとして基本的命題の答えを探った。
結局は、そのどれも、「知っていたつもり」で、実は何も知らないで生涯を終わる
が、別に知ったところで、それが、如何した? でも、それはそれで… 滞りなく
人生を全うできる。 人間は群れの動物。孤立することなく、群れの中で、孤独を
人知れず守り、「集合知」に頼る生き方も、大衆には必要? かも。
「人間は、個人としては賢くないが、集団としては賢い。それゆえ人間の思考が
これほど浅はかであると同時にすばらしいものとなりえる」というが、群れるしか
生きられない人には、それも道理になる。 で「知ってるつもり」で、集合知に
頼って生きるしかない!という世間バカの話の「オチ」にオチツク。
〜 で、去年の次の内容が文脈として、あい通じてくる
――――
6262,閑話小題 〜世間話のでき方
2018年05月06日(日)
* 世間話のでき方
家内が少し興奮気味に、「今日ね、ヨーカ堂裏で、自転車の一時停車を怠り、
警察官二人に呼び止められて、調書にサインさせらた。こんなことは初めて。
警察もよっぽど暇ね」と…。 新人教育の現場教育だろうが、私など年に
8ヶ月間は、雨以外は毎日一時間は乗り回しているため、常に違反運転の際どい
日々を送ってきた。微妙な交差点では、歩道から車道に車線を変えるテクニック
だけはベテラン。そこで昨年の秋口に、ブレーキと車軸の故障修理で、郊外の
自転車修理店に行った際の逸話を話した。
【郊外にある自転車店の反対側のカツの専門店に行こうと信号を渡ったところ、
黄点滅。微妙だったが、辛うじてセーフ。 ところが、遠くから急にパトカー
のサイレン。私じゃないだろうと思いつつ、カツ屋に入ったが、もしかしたら
と思いつつ、カツ丼をたのんだ。何かしら泥棒がパトカーに追われた感じ?で…
帰り道は大通りでなく、裏通りを目立たないようにして帰ったよ。】
「要するに、信号無視でパトカーに追われてカツ屋に逃げ込んで、帰り道を
こそこそ帰ってきたのね」と大笑いされた。自分の一時停止違反の話では面白く
ないが、私の話を加えて面白くする枕(落語の前フリ)に、この話は有効に
なり、立派な世間話にあいなる。「世人の世間話とは、かくありなん」の典型。
世間話作成の現場中継の記録でした。何は主役、連れは端役の間抜けですか!
追記: 熊さん: これ警察に読まれて、呼出されて怒鳴されないかい。
寅さん: 大丈夫だよ、八つぁんなら喜ぶさ。続編として克明に書けば、
面白じゃないか。 見せしめでも無理無理。だって、創作だろう?
熊: 自宅の忘れ物をして、取りに帰った話題から一時停車の疑いで呼出す
ようなものだよな。俺って、やはり頭が足りないんだな。でも、情報化
って、これが、まかり通ってしまうんだよな。本当に怖ろしいよ!
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05月07日(火)
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