ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5996、あんた達(人間)、変じゃないかい!
考えられがちです。しかし、その国がどういう体制なのか、どういう国家を
目指しているかということの影響のほうが大きいのです。
なかでも一番影響を与えるのは社会保障と税金です。
米国などは政府を極力小さくして税金を少なくし、その分自由な経済活動を
することに最大の価値を置いています。そういう社会では競争と自己責任が
前提で、社会保障や福祉にはそれほど頼れません。そうなると当然自分頼み、
お金頼みになります。米国人のマインドは、自立して成功しお金を稼ぐこと、
それを投資で増やすことを最も重視しています。
これとは逆に、社会保障を徹底的に充実させる代わりに税金が高いのが北欧
の国々です。たとえば、スウェーデンでは一定以上の年収の人は所得税率50%、
消費税率25%です。それでも、手厚い社会保障があるため国民が文句を言うこと
はありません。教育費は、誰がどんな大学や大学院に行こうが一切かからず、
医療にかかる費用も原則無料。失業しても1年間は高額な失業保険が下ります。
高福祉社会では貧富の差が小さく、将来の不安が少ないので貯蓄性向は低く、
家族との関係やコミュニティのつながりを重視するため出生率は高くなります。
面白いのは、スウェーデンの企業でもよく労働者を解雇しますが、高額な失業
保険が下りるため、クビになった当の本人はそれほど気にしません。
その間にじっくり別の会社を探すのです。 ≫
▼ ギリシャの経済危機の最中、アテネの歯医者が廃業して、失業している
人のインタビューで、「歯医者の治療の資金的余裕のない人が殆どで、開店
休業状態で、廃業に追い込まれた」と、語っていた。終戦後からの右上がり
経済と、バブルと、その崩壊を経験しているため、貯蓄率の推移が実感として
わかる。欧米に比べ、日本経済は底が浅いのである。アベノミクスの崩壊が、
さらに日本経済にトドメを指すことになる。
・・・・・・
5266,人生に必要な洞察と困難 〜ニーチェ「超」入門〜
2015年08月15日(土)
〜ニーチェ「超」入門〜白取春彦著
* 人生に必要な洞察と困難
創造とは、脳のイメージを具体的なカタチに仕上げること。同じく創業も、
計画段階で洞察が必要となる。そして、一つずつ、目先に出てくる困難を
処理していくプロセスそのものが仕事になる。だから、困難がたち現れると、
それが、解決の塊になる。人生とは困難の解決をするプロセスをいう。
困難の中心点を問題から洞察して、心を無にして、答えを探す。
毎回、問題は違うからこそ、面白い。ことに当たっていると、問題そのものに、
解決の答えが隠れていることが分かる。それを、遊びにするのがゲーム化。
人生は、真剣に生きるほど過酷になっていく。 〜その辺りから ーp127
≪ 人生において必要なのは知識ではなくて、洞察だろう。
確かに、知識は知恵を生む母胎になるものだ。しかし、おおかたの人は
処世の知恵で満足してしまう傾向にある。また、処世の知恵がいつもその時代
その場所で有効だとは限らない。 一方、洞察は正体を見破る力を持っている。
誰によって何がそこに隠されているのかを透視する。考えることなく、中身を
あてることができる。人生の中で決断しなければならないとき、洞察が役立つ。
知識だけでは足りない。洞察がいつも正しいとは限らない。それはニーチェの
洞察の哲学が証明している。しかし、まちがった部分があろうとも、ニーチェ
の洞察の仕方はわたしたちに新しい見方、新しいおもしろがり方を教える。
ふつうの生活では、自分の洞察は秘密にしていたほうがいい。他の人には
とうてい理解しがたい.からだ。また、他の人はどうしてそう思うのかと根拠や
理由やデータを知りたがるものだ。洞察にそういうわかりやすいものはない。
洞察と勘は、似てはいるが、ちがう。勘は観察を土台としたもので、対象に
広く大きく網をかけるようなものだ。洞察のほうは鋭く切り込む。
すぱっと切って断面を見る。洞察は視線の一種の名人芸みたいなものだ。
洞察力が自分に備わると、何事をするにもコツを掴みやすい。
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08月15日(火)
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