ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5525,若者よ、外に出よ! 〜C イスラエル・聖
ずっと昔のこの文書の中にあったという。
“イエスはエッセネ派の指導者の一人でしかなかったのでは?”という疑問
がでてきたのである。そうすると西欧キリスト教の根底が変わってしまう。
・十年後に振り返った時、恐らく今回のイスラエル旅行は私の内的深奥で
一大転機の経験となるのではないだろうか。旅行は外界を訪れるだけでなく
内奥の自分との出会いの機会でもある。
 【別記】この旅行と旧約聖書を読んで今の日本に絶望的気分になった。
四千年間の他民族・他宗教と血と血で争う闘いが現在まで続いている。
六十年前には六〇〇万人ものユダヤ人がナチに殺されている。現在も一歩
間違うと今の国土より追放されかねない緊張感・危機感が全土にあった。
男子は三年、女子は二年の兵役があった。国中どこにいっても機関銃を持った
兵隊がいた。一歩家の中に入ると機関銃が無造作においてあるという。
といってその手の事件は一切ないという。その銃の目的は敵に使うもの、
国を守る為のものというのがはっきりしているからである。 日本の防衛に
対する考え方甘さが対比すると浮き彫りにされた旅行でもあった。  ≫
▼ 長男に、インドとイスラエルに、転職の合間に行かせたが、何を感じて
 きたのだろうか? 日本だけの、自分だけの世界だけ見ているだけでは、
世界の現実を知ることは少ないまま生涯を終えることになる。 ユダヤ、
キリスト、イスラム、ヒンズー教、そして仏教圏が世界に現存し、これまで
血と血を洗う戦いをしてきた。その背景には弱肉強食の厳しい力関係が
働いている。神が存在するか否かではなく、神は存在しなければならない
のが現実社会である。最後は、神様の元に返るイメージが、人間を救う。

――――
2002/03/30
イスラエル
主観であるが、旅行をしたところに事件がおきる。
ペルー、エジプト、イスラエル、そしてフィジー、ケニアと
次々と、ああそれとパキスタンとネパール。
それから考えると、今度はヨルダンかシリアあたりか。
考えてみたらペルーを除けばイスラム教に関係している。
イスラエルに行った時に危ない感じがした。
まずは入国審査の審査は異常なくらい厳しいものだった。
また国内はあちこちで兵士が機関銃を持って歩いていた。
私用の時も身から離さないようだ。あちこちの広場に兵隊が
駐屯していた。市場で兵隊が3人血相を変えて走って行く。
その後を商店主のアラブ人が何事かと走って行く。
これが日常のようであった。
アラブ人地区に入るとやはり民度が落ちるのが解る。
4000年の対立は致し方ないのだろう。
――――
[98] 現地日本人ガイド
イスラエル2001/08/04 17:00
旅行シリーズもそろそろ終わりに近づいてきた。
考えると話題はいくらでもある。現地日本人ガイドのことである。
彼らによって印象が全く違ってくる。添乗員から聞いた話だが、
彼らが言い出さない限りあまり聞かないほうがいいらしい。
彼らは考えてみれば、色々な事情でガイドをやっていて当然である。
でもそれなりに見えてくる。ここで数回に分けて事情を書いてみよう。
  * イスラエルのガイドの話。
63歳の独り者の男性のガイド。イスラエルに来て10年以上とか。
日本の客は本当に少ないらしい。滞在中一回しかシスターの数人連れしか
会わなかった。本人も久しぶりの日本人の為、うれしくて仕方がないらしい。
マイク口からはなさず、喋りっぱなし。
一年前癌の手術をして、放射線にかかっているという。
神学生崩れらしくて、神学のイスラエルの大学を卒業しているという。
旧約聖書にしても、新約聖書にしても博識だ。
ただいつ死がくるかもしれない不安と、外地で虚無になってしまうかも
しれない不安がそのまま伝わってくる。
それがイスラエルの地で聖書の話をすると迫力がありぴったしなのだ。
あまりに面白いのでメモをとりいっぱなしであった。

・・・・・・
5160,知の逆転 〜K
2015年05月01日(金)
         ー知の逆転ー 対談相手: ジェームズ・ワトソン

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05月01日(日)
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