ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5509,閑話小題 〜今年の桜の総括
何でも咲きがけか蕾のころがよいものだ。
満開で散りかけも良いが、何か心さびしいものがある。
近くに福島江という桜の名所があり、この時期の楽しみになっている。
車で10分ほどの悠久山の桜も良い。特に豪雪の年は良い桜が咲く。
家内は如何いうわけか「桜が好きでない」という。
「どうして?」と聞いても解らないと言う。
「すぐ散るからじゃないか」と言ったら、
「恐らくそうじゃない」と答えた。
私は、すぐ散るから気にいっているのだが。
10年に一度位は大当たりになる。
悠久山などで早朝に見ると、思わず息を呑むような神秘的な
光景を目にすることが何度かあった。
一瞬の艶めかしい雰囲気が漂っている。
全国的にみたら、無数に名所があるのだろう。
サロンに、時々訪ねてくれる井上さんの桜の写真も楽しみだ。
現場で見る桜は、写真では表現できないほどの濃艶な妖精が
無数に漂っているのだろう。
先日の日経新聞の最後のページの「文化欄」に作家の山本一力氏が、
吹かずともと言う文章を書いていた。
桜の花と、人の引退時を重ねて書いていた。
ー引き時に迷ったら、桜に教わればよいー
今週の長岡は、桜の週である。
庭の梅の花も散り始めてきた。
近くの川に鴨の姿がチラホラ見えてきた。
本格的な散歩が、この時期から始まる。
・・・・・・
2006/04/20
1843, 桜の話
才ノヽ∋ ー ヾ(^ω^*)
近くの福島江の桜は昨日・今日が満開である。
「花」と言えば桜を意味するくらい、桜は日本人にとって特別な花である。
今年の花便りだと桜の当たり年のようだ。
私のHPに投稿してくれる井上さんのHPも、
桜の花が多い。
長岡にも幾つかの桜の名所がある。
自宅から数分のところにある、福島江の桜と、悠久山の桜だ。
毎年、開花を楽しみにしている。
5年に一度は大当たりの年になるが、
今年はその年か如何か?
桜をぬきにして日本人の自然観や人生観を語ることは出来ない。
文学・能・歌舞伎・絵画のどれをとってみても、
桜は大事な役割を果たしている。
日本人の考え方や生き方を表しているとも言える。
春になると「桜前線」が、天気予報のように、
(今どこが満開かと)放送される位だ。
十数年前の話になるが、私の近くに住んでいた従兄弟が、
桜の散り際を待っていたように「自死」をした。
その納棺の儀式の時、桜吹雪が部屋の中に吹き込んできた。
ゾクッとするような不思議な体験であった。
5月3日に、その法事に行くことになっている。
(*^ー^)/C□~~ コーヒーいかが?
ー幾つかの花に関する和歌・俳句を
HPからコピーしてみた。
世の中に たえてさくらの なかりせば 春の心は のどけからまし
在原業平
ちりぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ
細川ガラシャ
人はいさ 心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香に匂いける
紀 貫之
こえぬ間は 吉野の山のさくら花 人ずてにのみ ききわたるかな
紀 貫之
みよしのの 山辺に咲けるさくら花 雪かとのぞみあやまたれける
紀 友則
色見えでうつろうものは世の中の人の心の花ぞありける
古今和歌集
願はくは 花の下にて春死なん その如月の望月のころ
西行
吉野山 こずえの花を見し日より 心は身にもそはずなりにき
西行
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04月15日(金)
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