ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■閑話小題 ー混乱の世界経済“負の連鎖”は止まるのか
(2) 2008年のリーマンショック:ドルを多量に刷りまくり、金融市場や不動産
に金を回し、バブルを引起こして景気を牽引する「金融資本主義」の崩壊。
(3) 2010年のギリシャ財政危機。E U全体の不安定化。
EUはもともと矛盾を内包:通貨統合で経済は統合したが、政治は統合せず。
→財政・政策の意思決定は各国バラバラ。→ EU全体が繁栄していればよいが、
ひとたび綻びが生じると、調子の悪い国の政治は不安定化、それがEU全体に
及ぶ。ギリシャに続き、ポルトガル、スペイン、イタリアは財政危機となり、
フランスでもEU批判派の勢力急伸。EUはいつ崩壊してもおかしくない状態。
(4) 急成長して、急激に大国化・強国化した中国の動向。ロシアの動向。
この両国がこれほど大国化するとは、21世紀に入るまでは予測出来なかった。
特に中国の海外進出は顕著で、国際法もなにも平気で蹂躙する傍若無人ぶり。
東・南シナ海のみならず、中東、アフリカへも進出。しかも、国内では
格差問題、少数民族問題、一人っ子政策の帰結のいびつな人口構成を抱える。
▼ イスラム国は、今回の一連で、日本という都合のよい標的をみつけた。
寝ぼけ眼の、??面した首相が、人道支援で、百億円の資金提供を声明。
それなら、自分たちにも、さもなくば、首を切るか、日本国内でテロを起こす!
と・・ プロバガンダに丁度よい材料で、日本ならリスクは少ない。
この戦い、エンドレスで続くことになるが、これも情報化が根本にある。
・・・・・・
4715,閑話小題 ー時どき、10年前から現在を振り返えり
2014年02月10日(月)
* 時どき、10年前から現在を振り返えって 見えてくるのは!
株式のチャート見るように、その時どきから、5、10年間を振り返えると
思いもよらない事件に遭遇していることが分る。では2004年の2月から2014年
2月まで、何が起きたか?を調べると想像を絶することばかり。先の10年間は、
これより遥かに大きな自然災害と経済震災に間違いなく遭遇することになるが、
これだけは起きてから分かること。 時系列であげると!
・2004年に、中越地震とスマトラ沖地震、
・2007年に、中越沖地震、
・2008年には、ミャンマーでサイクロンで死者・行方不明は13万4千人以上。
5月12日- 中国で四川大地震発生。M8.0、累計で4千万人以上が被災し、
6万9千人が死亡。米国でリーマンショックが発生。
・2009年1月20日 - バラク・オバマがアメリカ合衆国建国以来、初の黒人
大統領とし第44代米国合衆国大統領に就任。
・2010年には、チリとハイチで大地震。ハイチでは30万以上が死亡。
・2011年に、東北大地震で2万人近くが亡くなり、福島第二原子炉が破壊された。
チュニジアのジャスミン革命が各国に波及し、アラブ各国で独裁政権に対する
デモに発展。エジプトでムバーラク政権が崩壊、リビアでNATOが軍事介入し
半年間の内戦の末にカダフィ政権が崩壊した。(アラブの春)アルカーイダ
の最高指導者とされるウサーマ・ビン・ラーディンが、パキスタン・
アボッターバードにて米国の特殊部隊との銃撃戦の末に殺害される。
▽ 東北大地震の直後、私の事業もあっけなく消滅。 時系列でみると、
10年前に、こんな予測は誰も信じない。が、現実には次々に起きている。
とすると、2014/02〜2024/02年は、より大きな自然、経済災害があるはず。
それを前提に対策を立てておく必要がある。まさか地元の中越地区に二度も、
大地震があるなど思いもよらなかった。考えられるのは、首都直下型地震、
南海トラフ地震、富士山の噴火の可能性が高い。また静かな世界恐慌?が
表立ってくるのも自然の成りゆき。その中で、情報革命が劇的に進んでいる。
パソコンがスマートフォンや、タブレット型に収まるとは、当時は考えられ
ないこと。次の10年は、メガネ型、腕時計、ジャケットなどの身体の一部
になる装着式。危険な大震災の可能性と、反面、面白い時代になる。
ブラックスワンがいるが、大部分はホワイトスワン。私個人としての
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02月10日(水)
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