ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5383,武器としての決断思考 ー⑤
を捻出し、社員と自由に会話する時間を持ち続けた。人と人との絆に投資する。 
これが大切なことなのだ。・・≫
▼ 日本では、居酒屋で上司の悪口を言って憂さをはらし、そこで絆を強める
 慣わしがある。私は地縁の会には、ほとんど出ないが、学縁の同期会には
可能な限り参加している。出身校は自分をつくってくれた骨格であり、人生の
道標として参加を続けていると、その時どきの合せ鏡として学ぶことが大きい。
ソーシャルとしては、以前経営していた以前の会社も飲み会がソーシャルへの
投資としていたところがあった・・当時は、忘年会や、退職者の送別会が、
その一つ。年5回として150回以上の宴会をしていたが、面白かったこと!      
・・・・・・
4651, 閑話小題 ーターナー展
2013年12月10日(火)
   * レグルスの失明
 家内が二月ほど前に上京した際に、『ターナー展』を見てきて「良かった」
という。先月末に、NHKが「日曜美術館」で、松岡正剛の解説でターナーの
絵画を紹介していた。一人で美術展に行かない私が、先週末、大学の同級会
のため上京をした際に、上野の東京都美術館に行くことにした。
これは最近読んだ、『一年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』の影響
もある。直接、凝視しておけば記憶に残る上に、後でネット写真を見た時、
より深く理解できるはず。開催日も終りに近づいた土曜日の午後もあり、館内
は人で溢れていたが、二時間半をかけ目に焼き付けることができた。思って
いたより遥かに多く出品されていたが、飽きることがなかった。異次元世界
からの光を逆照射した感のする絵画が多い。それも海を背景にした陽光が
「カレーの画家」と揶揄されるほど、くすんだ黄色が印象的。 
 2013年11月24日放送〜日々流転する風景を描け〜風景画の巨匠 ターナー〜 
出演:松岡正剛が非常に良かった。《(内容紹介)18世紀後半から19世紀前半
に活躍した画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851年)。
今なお英国最大巨匠として絶大な人気を誇る。その影響は日本でも夏目漱石が
小説「坊っちゃん」でターナーに言及するなど、時代や文化を超えて多くの人
を魅了し続けている。ターナーが生涯を通じて描いた作品の多くは風景画。
その最大の特色は、光・大気・水の表現。薄いベールを透かして見るような光、
鮮やかな色彩が重り輝く幻想的な海や山の光景。それはターナー独自に
テクニックで生み出されたもの。当時、歴史画や肖像画に比べ地位が低かった
風景画を押し上げ、若くして成功する。しかし後半生は作品が大きく変化する。
雪崩や吹雪、葬儀など謎に満ちた作品を次々と発表。当時誰も見たことのない
抽象画のような作風も多数描く。画家がそこに込めた思いは何か。
番組では風景画家の第一人者に君臨し続けるターナーの実像に迫る。》
▼ 実物の迫力は、やはり素晴らしい。黄色の「輝き」が良い。その中で幾つか
 印象に残った一つに「レグルス」がある。レグルスとは、ローマの将軍。
ポエニ戦争でカルタゴに捕らえられ、両瞼を切り取られるという刑罰を受けて、
陽光のもとに引き出され、強烈な太陽光線で失明する・・という逸話を題材に
した作品。この絵について松岡正剛は、「すごい作品ですね。レグルスを失明
させるほどの強烈な日の光。しかし、この光景の中にレグルスは見当たらない。
ただ、陽光の鋭さだけが描写されている」「本来、この風景の中にいるはず
のレグルスを敢えて描かずに(画家は)陽光の描写に専念した」というが、
これは瞼を切り取られたレグルスが、失明直前に視た光景と受け取れる。  
・・・・・
4286,日本人の思い −3
2012年12月10日(月)
「日本人の思い」ー ほぼ日刊イトイ新聞 
☆「あなたは、友達が多いですか?」に、83%が「少ない」と答えている。
みんなの結果予測は57%で、その差は大きい。大部分の人は他人に比べ、
「自分は少ないけど、みんなは友人が多い」と勝手に思いこんでいることが
分かる。要は、自分が孤立し孤独なのが分かるが、他人も同じが理解できない。

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12月10日(木)
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