ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5370,閑話小題 〜思いのままに
そう考えると、自分の場合どうだろう? (=_=;)
 後悔先に立たず?後悔しても、何でもやってみる生き方も捨てがたいが!
小林秀雄は「私の人生観」で、《 武蔵の言葉で、「我事において後悔せず」
(われ、ことにおいて、こうかいせず。)これはもちろん一つのパラドックス
でありまして、自分は常に慎重に行動してきたから、世人のように後悔などは
せぬというような浅薄な意味ではない。今日の言葉で申せば、自己批判だとか、
自己清算だとかいうものは、みな嘘の皮であると、武蔵は言っているのだ。
そんな方法では、真に自己を知ることはできない、そういう小賢しい方法は、
むしろ自己欺瞞に導かれる道だと言えよう、そういう意味があると私は思う。》
と述べているが、極限を生きてくれば、後悔などすることはない、ということ。
・・・・・・
4638, デフレの真実 ー金持ちの本音 ―�
2013年11月27日(水)         
 * 資本主義社会は、金持ちが有利につくられている!
 ー庶民は知らないデフレの真実ー森永卓郎(著)
 要点を絞り込むと、資本主義社会の金持優遇が明確に見えてくる。
消費税が5%から10%に増税される反面、金持ちや企業の減税がなされる。 
英国で1979年にサッチャーが首相になると、9年かけ、これまでと真逆の政策
を実行した。25〜83%まで11段階あった所得税率を25と40%の二段階にした。
 その反面、消費税を8%から15%へ引き上げた。金持ちの所得税を半減し、
庶民が負担する消費税は二倍近い増税である。これは1982年のフォークランド
紛争を利用して、勝者・サッチャーの政策を支持させて、この金持優遇の税制
改革をした。弱肉強食社会こそ国力を上げるという美名の元に。現在、TPP
の話し合いが続いているが、日本にとってはマイナス。環太平洋沿岸国の関税
などを撤廃して、アメリカ主導の貿易圏を作りましょう!というが、
これは弱肉強食の強者に有利な制度。狙いは、日本人が溜め込んだ郵貯。
それを民間にして、本体の株式と、預金を狙っているのは自明である。
  〜金持優遇の一節より
《 金持にとって、デフレは天国だ。私が持っている3億の価値は、デフレで
 1%下がっただけで300万分の価値が上がると同じことになる。資産がさほど
 無いけれど、おいしい既得権を握っている人はデフレは好都合。庶民は転職が
難しくなったり、リストラにあうが、終身雇用の公務員はリストラはない。
デフレは、この人たちの暗黙の了解で行われている。管弦楽団と同じように、
オーケストラのメンバーはタクトを見れば、具体的指示がなくても指揮者の
意図を読取り演奏ができる。それと同じことが、世の中で行われいるのだ。
 ・・ 消費税増税で10%になった場合、庶民は収入の80%を消費に回すのに対し、
金持ちは20%で済む。社会保険は収入に対してかかるのに、庶民の払う消費税は、
80%のうちの10%で収入の8%になるが、金持ちは20%×10%だから、2%で済む。
だから金持ちと、庶民は消費税一つとっても違うのだ。》
▼ 著者は、だから金持にならないとワリを食うと強調する。
 まず、一年分を貯めろ、次に三年分。そして、それを投資のタネ銭にしろ!
という。この辺りから、「君は一万円を破れるか?」の著者と、大きく違って
くる。本音は誰も貧乏より金があった方がよい。その目安は、金に心配しないで
済む収入と、貯蓄。一説では、300〜400万の収入と2千万の預金。あとは、
さほど変わらない?という。しかし、これも思い込み? 生物の進化は優勝劣敗
があればこそだが!
・・・・・
4273, 100の思考実験
2012年11月27日(火)           
   「100の思考実験: あなたはどこまで考えられるか」
                     ジュリアン バジーニ(著),
 ー 内容紹介(アマゾン) 
● これは「読む」本ではありません。「考える」本です。
● 「列車の暴走で40人が死にそうなとき、5人だけ死ぬほうにレバーを切り
 替えられるとしたらどうする」NHK「ハーバード白熱教室」で取り上げられた

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11月27日(金)
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