ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[383167hit]

■5359,島地勝彦の〜柴錬、今東光、開高、乗り移り人生相談〜 ー⑧
ミアはそこに何を見るのか。事故から決断までの24 時間が描かれる。≫
▼ シネマも、少し見方を変えると、内容が全く違って見える。
 最期は、このような意識の混濁の中で、「あ〜面白かった!」の言葉と同時に
『プチッ』とシャットダウンするのだろう。その時{もっと知っておけば、
働いておけば!より、もっと楽しんでおけばよかった!}と思うはず。
そうすると、まだまだ楽しみが足りてないことが、よく分かる。
 でも、人生、面白かった! そして、いま今日此の頃も。それでも、
まだまだ楽しみが足りてないようだ。 さてと・・ 何して遊ぼうか? 
・・・・・・
4627, 夫婦格差社会 ー2
2013年11月16日(土)
    『夫婦格差社会 -二極化する結婚のかたち』橘木 俊詔 (著)
 * 夫と妻の所得の関係 ー不平等の鍵はどちらに
 奥さんがリッチか、有業かどうかで大きく違ってくる。一人の収入で二人口
より、二人の収入の二人口の方が長い年月で大きな差が出てくる。ローマの道は
一日にしてならずである。とはいえ、残しても、不安の残痕の通帳の残高でしか
ない。〔妻の勤労による所得が、夫婦合算所得の平等化に寄与していた時代は
終了し、むしろ格差拡大・不平等化に寄与する時代になっている〕の指摘が、
一番の要所。結婚相手で、人生は決まってくる。 ー概略といえばー
・「ダグラス・有沢の第2法則(夫の所得が高いと妻は働かない)」の観点で
 見ると、夫の年収が増えても以前ほど妻の有業率は減少しない傾向が出てきて
 いる(夫の収入が1000〜1500万の場合でも妻の有業率は50%)。夫の収入に
 関係なく、妻が働くかどうか、決めている。この10年で25-34歳の既婚者の
 労働力率が10%増加 (結婚しても仕事をやめなくなった)。
・国際比較では、日本の場合、大卒・大学院卒の女性の労働力率の低さは
 際立っている。まだ女性の社会進出が遅れている。
・1960年代後半に生まれた女性はそれ以前より離婚確率が高い、男性にとって
 未就学児がいることは離婚抑制に繋がるが女性は繋がらない、(日本では)
 低学歴の人ほど離婚確率が高い。
・生涯未婚率(50歳で一度も結婚の経験のない人の割合)のデータ分析(p113)。
 1985 年までは男女ともに5%以下だったのが爆発的に上昇に転じ、2010年
 には、男20.1%、女10.6%であるが、2030年には、男は30%、女は20%と予測。 
・長時間フルタイムで働く30代男性の割合は、東京、大阪、神奈川などの大都市
 で高く、島根、秋田、高知などの地方で低い。ところが30代既婚女性の就業率
 は、大都会では地方より20%も低い。つまり、キャリアウーマンが多い東京
 などの都会は専業主婦が少ないように錯覚されるが、高所得男性も多いので
 専業主婦率は地方よりも遥かに高い。
・同じ階層で結婚することが多く、高収入夫婦が増える一方で、その逆も増加。
(女性にとって、結婚は階層を上げる役割を果していたが、今では薄れている)
・職場での出会いが減ったため、婚姻率も下がっている。
・女性の約半数が「自分は異性に対して魅力がないのではないか」
「そもそも異性との出会いの場所がわからない」と不安。年収300万円未満
 の20代男子の4割は女性と交際した経験がない・・ 
 男性にとって年収300万円が結婚の壁になっている。
▼ 家庭間格差は妻が働くかどうかと、離婚、そして婚姻率の低下などが、
 直接、間接的に影響してくる。知人をみると、奥さんが働いているかどうか、
親からの資産があるかで大きく違う。短い人生、可能な限り稼いで使いきること。
百億稼いで残した人生より、それを使い切った人生の方が理屈から考えても、
面白いに決まっている。 どの道、夢幻!
・・・・・・
4262, しまった!  ー10
2012年11月16日(金)                  
   ー しまった! 「失敗の心理」を科学するージョゼフ・T・ハリナン(著)
  * どう思うかは、そのときまでわからない
 今回、思ってもみなかった事態に陥ってみて大変ではあったが、一度、

[5]続きを読む

11月16日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る