ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5325,野良猫と、飼い猫、どちらが幸せ?
ツアーということになる。 その付録の各国を代表する美術館の国宝クラスの
お宝が、どれもこれも感動もの。特に、ロンドン、パリ、マドリッドの美術館は、
往年、世界各国から奪略してきたお宝の宝庫である。最近、見たのがパリの、
ルーブル、オルセイ、オランジュリーなどの美術館。
 これらを決して、欲しいとは思わない。そこに見れば充分である。
所有さえ放棄してしまえば、素晴らしいことに、その数十倍、数百倍、
多くの満足を得ることができる。
・・・・・・
4593, そして、人生はつづく ー4
2013年10月13日(日)
   * 生き直すために!
朝日新聞のオピニオン「耕論」『生き直すために』小田嶋隆ーのコラムが面白い! 
先回の「そして、人生はつづく」は、「生き直し」でもある。この年齢になると、
一年ごとが生き直しの日々。筆者は、生き直しは、「やめる」ことから始まる
という。 やめることは捨てること。最近、断捨離という言葉を聞くが、
その捨てることが難しい。 捨てて捨てて捨て去ることは悲しく辛い。
が、それを前向きにすることで、辛さを軽減出来る。
  ーまず内容の前半の要約をすると・・
《 「人生やり直し」を二度経験している。1980年に大学を卒業して、
 新卒で入った会社を8ヶ月で辞めた。何をするわけでなく、ただ不愉快な
ことがあったから逃げただけ。当時、上場企業の正社員というコースから
一度外れると再チャレンジが難しく、3〜4年アルバイトをしていたが、
バンド仲間の知人からパソコン入門ライターを勧められ、パソコンバブルも
あって、それが当たった。しかし30歳前後から、アル中になり、酒浸り。
酒が切れるとウツ状態になる。自殺をしないためにも酒を飲み続けた。
 それもあり、仕事が減った39歳時に断酒をしたが、5日間、断酒をしたら、
眠れず、幻聴まで出てきた。そこで、心療内科に行くとアルコール依存症と
診断され、「このままだと、40代で酒乱、50代で人格崩壊、60代でアルコール
性痴呆。もう一生飲まないしかない」と宣言された。それまで人と会うのも、
音楽を聴くのも、野球を見るのも、酒を飲みながら。医者に「酒をやめると
いうことは、酒のない人生を新たにつくることだよ」と言われ、慣れ親しんで
いたことを次々やめた。断酒自助グループのアルコホーリクス・アノニマス
で、「棚卸し」というが、いわば人生のリセットをする。酒をやめてみると
膨大の時間が余る。何をしていいのか分からない。サッカー観戦だったり、
自転車を乗り回したり、イグアナを飼ったりして時間を潰した。・・》ーつづく  
▼ 何かを捨てるということは、「空即是色」の現象面の一つ。
「空にしてこそ新たな色が現れてくる」。筆者は、上場企業を8ヶ月で辞め、
犬に例えると宅上犬から野良犬になった。そこで、彷徨い歩いているうち
アル中になり、39歳で断酒。そこで得たのは膨大の時間。自分の能力、弱さを
認めることから出発しないと、アル中から脱出できない。物書きと、創業を
目指した私とは大きな違いがある。目標がハッキリすれば、選択することが
見えて、自然と、「やめる」ことが見えてくる。20歳の頃、創業を決心した
時から、私が捨てたのは「世間体」と世間の常識。そうとはいえ、本当に
捨ててきたかというと、捨てきれる訳がない。決断、決心をする時にまず意識
してきた。これを捨てるには、まず全てを根こそぎ疑うこと。ここでは
「やめる」と言っているが、まず自分の常識を破壊する。人生にやり直しなど
出来ようがない。天を信じて捨るべき時に、捨るべきことを、捨ないと・・ 
捨てることを決断することで、自ずと節目が出来る。
「脱皮できない蛇は死ぬ」 脱皮出来ないゾンビが街を徘徊している。
・・・・・・
4218, 神は妄想である ー1
2012年10月13日(土)
         ー「神は妄想である」 リチャード・ドーキンズ著
 面白い本を図書館で見つけた。無神論の立場を知ることもあるが、
「逆照射で宗教とは、神とは何か?」を知るに最適である。欧米のように、

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10月13日(火)
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