ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5265,本能こそ命の力だ  〜ニーチェ「超」入門〜
  * マイホーム購入ローンの落し穴からから見えたホテル倒産原因!
 3千万円の住宅で、純資産(自己資本)5百万の場合、2千5百万が銀行
ローンになる。バランスシートの右側の資金欄からみると、契約をした瞬間、
自己資本の5百万が消滅する現実を殆どの人は自覚してない。住宅メーカーの
利益分の上乗せてあるのが消えるだけで、元もと、その価値でしかない。 
その程度ならマシで、もっと損をしているケースが殆どと見てよい。
要は、買った瞬間に、新規住宅は‘中古住宅’になり、市場的には当然、
3〜5割引になって当然である。22年間のっていた、ソアラが、そうである。
中古車フェアの目玉で、入口近くに展示していたのを衝動買いをしたが、
二千キロ乗っていたが、親とのトラブルで返品されたもの。値段は三分の二以下。  
その上に、デフレなら、年々の値下がり額がローンの支払い額を大きく上回る。
バブル崩壊時期に、それが日本中に多くの悲劇をもたらした。資産の急激な減少
に対し、返済の負債の減少額が追いつかず、資産バランスが崩れてしまい、
資産のすべてを売っても借金を返せない事態になる。 
 私の事業の最期では、ホテル債権資産売却後の残債が20%も残った。
30億の投資が、僅か4億円の売却額である。その間に、20億の返済は済んで
いたのに、である。元もと、その中の6億がゼネコン・シンジケートの撥ねられ、
あとは、金利と、実態とかけ離れた税制の矛盾などもある。最期の年度前まで、
全ての年度が営業黒字で、この結果である。更に激しい資産デフレとくれば・・
これからしても、10年〜15年目での事業転売こそが、正しかったことになる。
 住宅ローンに話が戻るが、「30年近くローンを払い続けて、完済。
定年になって残るのは、上物は査定ゼロのボロ家(廃棄だけで200万は掛かる
)と、土地。 そこで、「私の人生は何だった?」と、唖然とする。
「だったら、新しい貸家を渡り歩いた方が、遥かに良かった」という思いになる。
これが比較的恵まれていた中産階級としたら、大不況になるのは当然。
これがデフレの恐ろしさ! 住宅メーカーは、『家賃分の支払いを、そのまま、
住宅ローンに転用すれば』の甘言で勧誘するが、実は、大きな落し穴があること
に気づかない。逆に、ハイパーインフレの場合、それは逆に働くため、この見方は
一概に正しいとは、言えない。この上に、資産デフレと、物価デフレが直撃をし、
この有様になった我が身だが、今さら後悔も何もない! ポートフォリオの
考え方を、資産だけでなく、夫婦間にも取入れておくのが長期投資のポイント。
たとえば、「土地は妻名義、建物は夫名義」とか、まあ、離婚もありうるから、
その方が危険? で、失業や転職などで住宅ローンを支払えなくなった場合? 
ローンの返済をストップをして、一度、不良債権にすると、競売にかかる直前に、
半値か、半値八掛の値で、交渉が必ず来る。そこで、子供か親戚などに買って
もらえばよい。それで借財が半分以下になる。私の抵当に入っていた住宅は、
家内に、買って貰ったが、今では居候の身。 割切れば、娑婆は面白い!
・・・・・・
4533, 閑話小題 ー花火が途中で中止、残った花火はどうなる?
2013年08月14日(水)
   * 花火が途中で中止、残った花火はどうなる?
 「隅田川花火大会」が7月27日にあり、2020年の東京五輪招致を祈願
してオリンピックをイメージした花火などが打ち上げられたが、雷雨のため開始
から約30分後に中止になった。同大会が中止となったのは初めて。三分一も
上げないうちに中止ということで、貧乏人の私たちは気になるところ。
その疑問を朝日新聞で取り上げていた。隅田川の花火の場合、保険が80万円が
かけてあり、実損はない。 筒に花火を入れて置くため雨で湿気てしまい再利用
は不可能。化学薬品で処理した後に水で流すという。隅田川の場合、6千数百万
の実損は保険屋が受ける。火師も当日は冷ひやだろう。
   * お盆か〜
 お盆については毎年のように書いているが、早朝の三つのお寺の墓参りと、

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08月14日(金)
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