ID:54501
たまに××したり。
by うらら
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■アナログのぬくもり。
この数年、いや、数十年近く、郵便物は年賀状とDMの類しか来ないのが常で、ごくたまに、役所からの大事なお知らせが来たりするので、帰宅して、郵便受けを覗いてチラシの山をより分ける、という作業は、ごくごくルーチンなものになっている。
だから、薄手の、かわいらしい封筒に手書きであて名が書かれたそれを発見した時は、正直、驚きと戸惑いを覚えた。
差出人を見ると、その昔、OLだったころの同僚で、20代のころ一緒にライブに行きまくった友人からであった。
ある意味、社交辞令になっている寒中見舞いに、父が亡くなったことを記して送ったのだが、それを読んで、わざわざ手紙を書いてくれたのだ。
日常の会話はもとより、新年のあいさつですら、メールで済ませてしまうこのご時世に、手書きの便りは新鮮であり、丁寧に綴られた文字からも、彼女の温かさが伝わってきた。
娘が生まれた時も、真っ先に病院に駆けつけてくれ、息子が生まれた時も、わざわざ来てくれた。その後彼女も結婚し、子どもが生まれ、お互いなかなか連絡を取ることもなかったのだけれど、こうして、便りを送ってもらって、とてもうれしく思った。
あいにく、便箋も封筒もないので、まだ返事はしていない。
週末に、彼女を思い浮かべながら、真新しい便箋と封筒を買ってこよう。
03月16日(金)
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