ID:54501
たまに××したり。
by うらら
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■不透明な未来。
「イヤイヤ、、、まいったよ」
開口一番、マネージャーが言う。
「実はまたうちの売り場に新人が配属されることになってね」

新入社員の配属は、本人の希望はもとより、人員が足りない、と言う基準もあるが、やはり、教育に向いている環境である、というのが大きな要因であるらしい。
うちのマネージャーはその点、指導力を買われているので、今年もまた新人を任されることになったらしい。

「他の部署で人員が足りない所もあるのに、うちに入ってくるということは、うちからその部署への移動もあるということで、そうなると女子社員のどちらかが移動ということになると思うんだよね。しかも夏の定期異動でそろそろゆーじくんあたりが危ないかな、と。そうなると中での担当のいりくりがあるわけですよ。ゆーじくんが抜けると痛いんだけどねえ・・・」

なるほど。
となると?あたしは一体これから先?

「で、ですね、当面うららさんは戻ってきた彼女とバッグの担当を分担してもらって、紳士バッグと旅行かばんを担当してもらいます。新人はみぽりんもいなくなることだし、靴のほうに入れるとして、そのあと誰が移動することになるかで状況は変わると思うんですが、ひとりでバッグを担当していただく、ということになる可能性がある、と。そう考えていただいて。しばらくは流動的な担当、ということでお願いしますよ」

靴にはもう戻らない。
少し嬉しくもあり、今度ひとりで担当になる、となったら、本当に、一人で任されるのだ、と不安にもなった。


ふと娘が
「将来なんになろうかな〜・・・て言うか、将来があればの話だけど」
ただでさえ、不透明なものが、今の世界情勢でさらに不透明になってしまった。
明日のことは分からない。
だけど、同じ慮るのであれば、明日どうなるかわからないという不透明さではなく、明日どうするのかどうしたいのかわからないという方がいいと思う。
選択肢のない未来ではなく、有り余るほどの選択肢がある未来であるように。
03月26日(水)
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