ID:50070
■あんただけにそっと■
by モーリー・しい子(藻)
[161879hit]
■誕生前後の長い記録。
生後5日目
■入院■
11月11日の夜10時過ぎ、さあ寝っぺ、とぴーと布団へ。
ぴーが寝付いた後、なんだか腹が痛くて、ああイテテこりゃ痛い、
腹下すかも・・・とトイレへ行って気張ってみたら出血。
おしるし?とビビり、どうあれ、まずは病院に聞いてみようと電話。
取りあえず診察するので今すぐ来てくださいと言われて、
ぴーを起こして入院準備のバッグを持って出発。
病院に到着し、胎児心音と腹の張りのモニターをした所、
どうも規則的な張りが来てるみたい、と
張り止めの薬を入れながらちょっと入院して様子見に。
でもまあ二三日だろうと踏んでいたら、担当医の見栄晴先生、
回診の際にサラッと
「じゃあ、ぴー田さん出産まで入院ね、大人しくしててね」と。
えええええ〜。
「赤ちゃんの育ち具合を見て、小児科の先生と相談して、
また手術の日を決めるからね」
ということで、誕生日は12月5日から11月30日へ変更に。
管理入院中、ヨコさんがお見舞いに来てくれて、
モーリーの子だからモリオ、と腹の子の名前が決まる。
ブハッ!って生まれてきたら笑えるね、
ブハッゲホッゲホッ!あーまいった、あ、どうも!こちらがお母さん?
などとメールで言い合い、本番で面白くなくてがっかりしそうと心配に。
毎日暇で寂しかったので、あーちゃんとヨコさんのお見舞いは助かった。
本当に看護士さん以外と話さない日々だったので。
夜になると、ぴーちゃんが今日は寄ってくれるかどうか気になって、
来られないとすごく落ち込んだりしていた。
今思うと情緒不安定だったのかもしれない。
■誕生日■
半月以上、24時間点滴で張り止めの薬を入れ、とうとう11月末日。
昼前にぴーちゃんと実父が来て、私は12時半に手術室へ。
ぴーは手術室の前のベンチで待つことに。
さていよいよ手術台に上がり、見栄晴先生もやってきて、麻酔。
「ちょっと冷たいよ」と、背中に消毒液をかけられてビクッとなる私。
「まだ痛いことしばらくしないから、楽にしててねー」と見栄晴先生。
す、すいません・・・。
そして腰椎麻酔を打つ場所へ局所麻酔のようなものをし、
本番の腰椎麻酔やら硬膜外麻酔をして、仰向けに。
そういえば、前回より痛くなかったし、体を押さえつけられもしなかった。
麻酔後に導尿カテーテルを入れてくれたので、これも痛くなくてホッとした。
剃毛も上半分だけだったし、今回は少し楽だななどと思う。
ここは痛い?ここは?という確認のあと、手術に入ったのだが、
ちょっと痛い・・かな?位でスタートし、その後もかなりの痛さに。
引っ張られる感じがビンビン、ギシギシ。
「痛いです〜!」「我慢できないくらい?」「が、我慢します〜」
と、なぜか我慢したほうが良いのだと、頑張ってしまい、
その後も我慢できずにずっと「痛い〜ひ〜痛い〜」と騒ぎ続けた・・・。
子供と対面するための八分効き?
「これじゃ赤ちゃん出せないよ」と先生が苦戦する声。
8cmに肥大した左卵巣が邪魔してるらしい。
ちょっとお腹押しますね、と看護士さん。
ちょっとじゃないくらいドッフンダッフンと腹を押される。
ウフーオフーと必死で息を吐いて耐える私(耐えられてないわけだが)。
今赤ちゃんの入ってる膜が出ましたからね、と看護士さん。
「生まれるよー」と先生の声。
ちょっとして「ほら、見えるかな?」と顔の前のついたて越しに赤ん坊が!
「あー本当だー!」と驚く私。
その後何か(羊水かな)吸う音がして、赤ん坊が泣く声。
私の顔の横にンゲ!ンゲ!と泣いている赤子が連れてこられる。
きゃ〜!と一瞬で痛みが遠のき、嬉しさでいっぱいに。
どんな顔してるのかな、と楽しみにしていたが、第一印象は朝青龍。
すぐ近くにいるのに両腕拘束されているので触れず、
首を伸ばしてホッペにブチューとした。
すると赤子、泣きやんで目を開け、べえ、と舌を出した。
どういうことだ。
ハイ、お母さんここ見てね〜、と生まれたてと一緒に記念撮影。
[5]続きを読む
12月19日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る