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■あんただけにそっと■
by モーリー・しい子(藻)
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■誕生前後の長い記録。

画数の多い一字名がいい、というぴーは、
勲、肇、篤などを候補に出すが、私が書けなそうなので却下。
私が好きだった漢字で、まあ画数も多い一字名にぴーも賛同し、
男の子の場合は決まり、生まれた顔を見ても特に違和感が無かったので、
そのままその名前に決定。

しかし、もし女の子だったら?とふと思い、生まれる前になってぴーと相談。
私が付けたい名前は、どうも江戸時代か芸者、もしくはアホみたいらしく、
ぴーの反応はイマイチ。
私の考えた名前リストから、ぴーがいくつか無難なものをピックアップ。
ちょっと可愛らしすぎるかなー、とも思うが、
昨今人気の女子名の愛らしさからしたら、地味な方かもしれん。
冬生まれなので「ふゆ」ちゃんという、どこまでも直球な名前であった。
お蔵入り。

ここではモリオと呼ぶことに。


■退院後■

予定通りなら8日の土曜に退院。
指折り数えて待つ。

担当医の見栄晴先生に、もうちょっと貧血治ってから退院ね、と言われ、
もう帰りたいです〜と泣きつき、渋る先生に食い下がり、
退院当日の朝に採血して、その値が上向きなら退院OKに。
そして気合が通じたのかヘモグロビン値が上がり、無事退院。

ぴーちゃん、一週間有給をとってくれて、9連休。
簡単ながら三食用意してくれて、洗濯や買い物、
モリオの体重測定に車で一緒に行くなど、とても助かった。

退院した日、家に戻って、モリオが部屋にいる風景がすごい違和感だった。
5年以上二人で住んでいた部屋に、赤ん坊が寝ている・・・。
なんて見慣れないのかしら。
ぴーちゃんから、母子手帳ケースのプレゼント!
大事に使わせていただきます。

初めてモリオをゆっくり抱っこしたぴーちゃんは、
可愛いなあ、本当に可愛い・・・と言いながら泣いていた。
こんな気持ちになるなんて思わなかった、と。
その後も発する言葉はほとんどが「可愛い」又は「小さい」。
「なんでこんなに可愛いのかねえ」と、大泉逸郎の「孫」みたいになってる。

退院翌日、家で初めての沐浴。
シンクにギリギリはまったベビーバスで、ぴーちゃんにやり方を教えながら、
自分も必死でお風呂に入れる。
背中を洗って居たとき、気を付けるように沐浴指導で言われていたのに
モリオの顔を水没させ、パニックで号泣させ、私もパニックになり、
モリオと共にびしょ濡れになりながら泣き合う。
大したことにはならず、モリオもしばらくして落ち着いたけど、
私は「こ、殺すとこだった・・」と涙止まらず。
ああ怖かった・・・。

モリオの顔、ぴーにも私にも似てない気がする。
じっと目を見開いて居るときはジェフの羽生に似ていて、
オッパイ出せや!!早く!と怒っている時はチャッキー、
眠くて半目で黒目も上がってる時は子泣きジジイに。
全体に妖怪めいた表情が多い気がします。
眠くて、でもまだ乳欲しいかも、というとき、
目を閉じ、おでこにシワを寄せ、口を突き出すという表情をするのだが、
このひょっとこみたいな顔が、一番好きです。
だがなかなか写真に撮れない。

モリオ用にお昼寝マットを買ってあったので、夜はそこへ寝かせたのだが、
布団に置くと30分で起きて泣くので、早速困る。
寝られないと途端に追い詰められるのね・・・。
もう、こっち来いや、と私の真横に寝かせてみたら、いきなり3時間寝た。
寒かったのかなー。
その後も一緒の布団で寝ていて、2〜3時間は寝てくれていたのだけど、
ここ数日は寝付くまでが結構困難。
吸わせすぎで乳が痛い。

生後19日。
今日は出産予定日だったのだ。
モリオもいつの間にか成長しているらしく、泣き声も大きくなって、
耳にビリビリくるように。
ちょっと太ってきたらしく、ホッペも盛り上がってまいりました。

ぴーが職場に戻ってからも、まあなんとかやっております。
お風呂もなんとか毎日無事に入れてます。
ひと月過ぎたら大人と湯船に入れるとは言うが、それも大変そうだなあ。

12月19日(水)
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