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■あんただけにそっと■
by モーリー・しい子(藻)
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■誕生前後の長い記録。
腹を開けたままで微笑む私と、舌を出した赤子の2ショット。
「男の子ですか?」と聞くと、あ、そうだった、と
看護士さんが赤子のお股を見せてくれた。
立派な金玉が見え、なるほどなるほどと納得。
「面会終わりました〜」と赤子は連れて行かれ、
じゃあ麻酔追加しますからね〜と看護士さん。
お願いします〜と、すっかり痛みが戻ってきた私。
麻酔が効いてきてからはほとんど覚えていない。
「ここ痛いかな?」と確認する先生に
「痛いです〜!何すんのォ〜」と言ったのは覚えてる。
ガラガラと台に乗って移動してるのと、ドサッとベッドに移されたの、
あとは気が付いたらぴーと実父がベッド脇にいて、ビクッとしたの位。
今回、本当に思ってもみなかった位に術後が楽だった。
六月の卵巣嚢腫の手術よりは酷くないかな?とは思っていたけど、
病院によってこんなに違うんだ!と驚くほどに楽だった。
背中に入れてる硬膜外麻酔の管から、前の病院は痛いと訴えてから、
次に医者が来る時間まで待ったのちの麻酔注入だったのが、
今回は自動でずっと麻酔薬を入れていた。
それでも一度座薬を入れてもらったけど。
傷は前回より少し大きくなったし、手術の翌日には歩行、
2日目には授乳開始で、結構スパルタなスケジュールだったのに、
それでもずっと楽だった!
今回、卵巣の手術も一緒にやったので、
出血が多量になってしまい(2リットル以上!)、
管理入院中から貧血の薬を飲んでいた私は思い切り貧血に。
ヘモグロビンが10あったのが一気に6になったらしい。
確かに顔も手も白かった。足首が無くなるほど浮腫んだ。
しかしそれでも前回よりずっと楽だったんだよー(しつこい)。
ああ、あの病院で生まなくて良かったと、返す返すも思う。
生まれた子供も、2586gと意外と大きくてホッとした。
ぴー、新生児室に陳列されてる子供を見て、
「他の子より可愛いよ?」と真顔でバカ発言。
■産後■
産後は三時間おきの授乳と、その間に色々な指導を受け、
マッサージだのシャワーだの洗濯だのを済ませ、
何も無いときは部屋に赤ん坊を連れてきて一緒に過ごし、
夜は時々面会があり、と忙しかった。
一度、ぴー、ぴー父、私の父の三人がやってきた日は、
赤ん坊グズりまくって泣きまくり、大変だった。
おっさん三人に囲まれて不快だったのかしら、と思ったけど、
ちょっと部屋が寒かったのらしい。
翌日、あーちゃん、さやちゃん、ヨコさんの三人がきてくれた時は、
キョロキョロ、ウトウト、スヤスヤ、と可愛げな姿を披露。
可愛い可愛いと言ってもらえてホッとする。
帝王切開で、自分でいきんで出した感じがないせいなのか、
この子は私の子!という感覚が無く、多分全く関係ない子を渡されても
「かーわいい!」と喜んで育ててたなと思う。
世話をするたびに親しみが湧いて、可愛いな〜とは思うんだけど、
どうも私に割り振られた子というか、退院の時も、
本当にこの子貰って行っちゃっていいの?みたいな、
すごくいいお土産貰って帰るような感じだった。
自然分娩で生んだ人達に、
やっぱり生んだ後って感動して泣いたりした?と聞いたら、
その場にいた全員が絶対泣くと思ってたけど、
終わったー!ああ〜!ってので精一杯で、泣く余裕無かったそうな。
私も絶対泣くと思ってたけど、痛くてそれどころじゃなかった・・・。
テレビで他人の出産シーン見ては泣いてたのだが。
■名前をつけてやる■
そして子供に付ける名前。
ぴーとドライブしていて、二人とも毎度感動する風景
「田植えが済んだばかりの緑の田んぼ」を名前にできないかなと思ったが、
「苗」を使ったいい名前が作れず、青田とかになってしまい断念。
「穂」ならいくつか出来たけど、田植えじゃなくて収穫の風景だもんなー。
色々と考えてる内に何がいい名前かわからなくなり、超直球で
長生きするように長生:ながお(女児の場合は千歳:ちとせ)、
丈夫に育つように丈夫:たけお、などで良い気がする。
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12月19日(水)
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