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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
by DIARY
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■触って伝える歯の磨き方 視覚障害者向け巨大模型製作
毎日新聞によると・・・
視覚障害者向けの歯模型を全国の盲学校などへ無償配布しようと、大阪大大学院歯学研究科が、130セット分の製作費など1200万円を目標にクラウドファンディング(CF)を始めたという。
通常の2倍サイズで自由に歯並びを変えることができ、模型に触りながら歯磨き指導ができるのが特徴。
資金が調達できれば、2022年秋ごろに無償配布を始めるという。
「ここは歯が内側にずれているから歯ブラシを縦に動かした方が磨き残しが少なくなる」。
大阪大歯学部付属病院の村上旬平講師が、視覚障害者の高田英治さん=豊中市=に2倍サイズの歯模型を触らせながら効果的な歯磨きの方法を指導した。
高田さんは「口頭で説明されても分からないが、大きな模型を使うことで自分の歯並びがイメージでき、歯の磨き方が分かった」と笑顔で話した。
村上講師が使用している歯模型は、大阪大歯学部付属歯科技工士学校の小八木圭以子講師らが17年に作った。
底に磁石が付いた樹脂製の歯を自由に脱着することで、それぞれの歯並びを再現。
実物大の歯模型では「小さすぎて分からない」という視覚障害者の意見を取り入れ、触って分かりやすい通常の2倍のサイズにした。
実際に使用した視覚障害者らには好評だったが、量産するには個数が少なく、民間企業による事業化は難しかった。
そのため、広く資金を集めるCFを活用することにした。
この日、吹田市の大阪大で開かれた記者会見で、今里聡研究科長は「視覚障害者にも『健口』を享受してもらえるよう、広く支援してもらいたい」と話した。
また、同研究科と歯工連携協定を19年に締結した東大阪市の野田義和市長も出席。
「ものづくりの町・東大阪との歯工連携の一つの成功事例になる」と期待した。
寄付は12月24日まで受け付け。
詳細は。コチラをど〜ぞ♪
11月11日(木)
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